Athelete News
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17.03.18
中日ドラゴンズ 次なる展望は
今週の「Athlete News」は、プロ野球キャンプ地インタビューです。
沖縄県の北谷でキャンプ中の中日ドラゴンズ、森 繁和監督にお話を伺ってきました。



──監督として初めてのシーズンを迎えますが、気持ちの入り方はどうですか?

みんなにそうやって聞かれますけど、この世界に入って長いので、コーチになっても現役でも、どんな立場でも入り方はずっと一緒ですね。

──選手とのコミュニケーションの取り方は変わりましたか?

それはだいぶ違いますね。ずっとバッテリーの仕事が多かったので、そちらの方が話はしやすいし。
そのほかは他の分野のコーチがいるので、私とすれば監督とコーチの間、コーチと選手の間、監督と選手の間に入っているくらいなものなので。
技術的な事より、精神的な事を支えて選手を育てていきます。

──昨シーズンは19年ぶりの最下位となりましたが、今シーズンはどのように立て直そうと考えていますか?

落ちるところまで落ちたので、これ以上落ちることはないでしょう。
それによって、ルーキー、新しい外国人にしても、新戦力を入れながら、自分達が思っている野球がどれだけできるかは、去年を踏まえたうえで、足を使った野球、それから点も獲らないといけないですね。
今までは”守り勝つ野球”と言っていましたけど、点を取らないと勝てないので。点をとることも入れながら、相手の嫌がる野球をしながら勝てればいいなと思います。

──落合さんは打者出身で守り勝つ野球。森監督は投手出身で打ち勝つ野球を目指すというのが面白いなと思いました

理想は理想で、それができなくなった時は、そうじゃないものを求めにいくというのは誰でも同じだし。
落合さんは投手の事は分からないから人に任せて、”守り勝つ野球”をするというのは、ある程度は自分達が打って、守ってくれるところは守らないとということは分かったんだと思います。
僕らは点をとって、ピッチャーを守りにいくっていうことは、違う方面の見方とすれば……でも、結局同じなんですよ。
1点とれば、 2点とられなければ負けないわけだから。2点とったら、3点とられない方法がある。
1点とる方法はいくらでもあるのに点がとれないわけだから、それは3つの塁を踏んで、4つ目の塁を踏めるか踏めないかで点が入るんだから。
ひとつずつ進んでいっちゃうのでは、なかなか点が入らないということですね。

──攻撃陣のキーマンになるのが、 新たに獲得した外国人、ゲレーロ選手ではないかと思います。

長距離を打てば、点はつながります。ただ、その前にシングルでもフォアボールでも塁に出てどれだけ返すかですから、ヒットだけでも点が入るようにしないといけないですから。自分達の役割は何なのか考えてくださいと、思いますね。

──新戦力では、外国人助っ人にベネズエラ出身のアラウホ選手。最速160キロを誇るロンドン選手がチームに加入しました。
森監督自ら直接現地で見た上で獲得したそうですね?


外国人に関しては、ずっと見てということを決めていたので。
ただ、今回は監督になってしまったために、長くいることができなかったので、すぐに連れてくることはできなかったですけど。
外国人選手が活躍すれば、ある程度結果は残せるかなと思います。

──森監督が思う理想の監督像というのはありますか?

上手く言えば、歴代の監督のいいところ取りはしたいなと思いますね。

──毎回ゲストの方にお気に入りの1曲を伺っています。森 繁和監督の忘れられない曲や、心の支えになっている曲がありましたら教えてください

音楽は聴くんですけど、時代が時代だけに、気持ちよく走る曲と歌いたい曲と違いますよね。
いつもランニングしてるので、リズム的には森田公一とトップギャランの「青春時代」を聴いています。
走るテンポがいい、70年代、80年代、そのへんが一番いいですね。


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