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2024.07.13

都市対抗野球開幕直前!トヨタ自動車レッドクルーザーズ・佐竹功年投手インタビュー

今週の「SPORTS BEAT」は、7月19日(金)から始まる第95回都市対抗野球大会に前回大会優勝チームとして出場する、トヨタ自動車硬式野球部レッドクルーザーズの佐竹功年投手にリモートでお話を伺っていきました。
佐竹功年投手は、1983年、香川県小豆島出身の現在40歳。
早稲田大学では4年間で27試合4勝4敗、防御率1.80の成績を残し、2006年、トヨタ自動車硬式野球部に入団。
社会人野球における二大大会、日本選手権優勝は6回、都市対抗優勝は2回。それぞれでMVPや最優秀選手賞を受賞し、チームの日本一に大きく貢献してきましたが、今年1月、この夏の都市対抗野球大会をもって競技生活から引退することを発表されています。

今回は、高見さんがリモートでお話を伺っていきました。


──今年1月、トヨタ自動車硬式野球部レッドクルーザーズからの引退を発表されました。レッドクルーザーズの選手として19年。今はどんなお気持ちでしょうか?

まだ引退の実感は全くないんですが、とにかく都市対抗野球に向けてしっかり準備して、ということしか考えていないですね。

──今の調子はいかがでしょうか?

春からに比べると、どんどん右肩上がりで調子は上向いてきていると思います。

──引退をされた後の生活について、これまで想像されたことはありますか?

同期とか先輩後輩が先に引退して仕事をしているのを見て、当然、野球を引退する時には仕事をしなくちゃいけないんだな、ということは想像はしますけれど…実際に今、(引退まで)あと1ヶ月というところになったんですが、実感はまだ全くないですね。まずは、今は都市対抗に集中しているという感じですね。

──去年アジア競技大会に日本代表として出場されて、150キロ台を記録されています。まだまだやれるという自信もあるのではないでしょうか?

プレーすることはできると思うんですが、ただやっぱり野球選手である以上、自分だけでは決められないところなので。引退を言われた時に、僕自身はすんなり受け入れられたので、そういった意味では今までやってきたことに対しての悔いはないのかなと思っています。

──そんな佐竹投手にとって、トヨタレッドクルーザーズでの19年の集大成となる都市対抗野球大会が、いよいよ来週から始まります。佐竹投手にとって、そしてトヨタにとって、この都市対抗野球大会の位置づけとはどういったものなんでしょうか?

トヨタだけでなく社会人野球界にとって、都市対抗野球というものは、一番大きな大会です。高校野球に例えれば、夏の甲子園大会という感じなんです。社会人野球選手はここで優勝するためだけに毎日練習しているので、もちろん出場できる喜びを感じながらプレーしていますし、本当にお祭りのような大会だと思います。

──トーナメント方式ですので、負けたら終わりという緊張感もありますよね。

そうですね。負けた瞬間にその1年が終わってしまうので、緊張感ももちろんあるんですけれども、ただ、それも含めて都市対抗野球ですし、社会人野球だと思うので、その緊張感を持ちながら野球をやっている姿は、観に来てくれるお客さんに感動を与えられるのではないかなと思っています。

──ご自身のインスタグラムでも、「ただ1つやり残していることがあるとするならば、都市対抗野球連覇です」とおっしゃっています。連覇にかける想いというのは、今どこまで熱さを持っていますか?

今の目標としましては、やっぱり都市対抗で3連覇はしたい。
その理由としては、やっぱり社会人野球界の名門になりたいというところで、その2つ目の山ということで、連覇をぜひ達成して、来年の3連覇にチームが挑戦できるように頑張りたいなと思います。

──連覇というものの難しさというのもありますでしょうか?

そうですね。今回95回目の大会なんですが、連覇を達成しているチームは本当に数えるほどしかなくて、歴史的に見ても難しいということはわかっているんですけれども、ただ今回、自分たちの力をしっかり発揮できれば必ず連覇できると僕たちは思っているので、あと数日間ですけど、しっかりチームとして1人1人が準備して臨みたいと思います。

──都市対抗野球大会は、来週の金曜日、7月19日から始まります。あわせて、GAZOO Shoppingでは、佐竹投手の引退記念グッズも販売中とのことですが、今回、ボールペン、キーホルダー、Tシャツが販売されているんですよね?

(笑)そうです。自分で考えて、インスタグラムでアンケートを取ったりしながら、この3種類でいこうと決めました。
Tシャツは今、プロ野球選手もけっこう着用されている、846YAJIROさんというブランドのデザイナーの方にデザインしてもらって。僕とブランドで、こういう感じでいこうと決めさせてもらいました。

──Tシャツは特にどの部分にこだわりましたか?

素材自体も、846YAJIROさんのブランドの中では最高級のTシャツですし、特に真ん中にあるイラストは、あまりかたくなくフランクな感じにしたかったので、その辺りは良いデザインになったかなと思います。

──中央に佐竹投手のイラストが入っていますね。今回はそんなTシャツをサインを入れて1名の方にプレゼントしてくださるということです。佐竹投手、ありがとうございます!

とんでもないです。ぜひ、ご応募お待ちしています。

──ボールペンとキーホルダーもあるということですが、こちらもこだわりが?

特にキーホルダーは限定200個ということで発売させてもらったんですが、キーホルダーのデザインも自分で選んで、発注も自分でして、全部手作りで切って(笑)、サインを書いて。このイラストも全部手作りで、自分で作って11時間かかりました(笑)。正真正銘の手作りなんです。

──これはプレミアですね。

いえいえ、少しでも皆さんに安く届けたいというところで手作りしました。キーホルダーも、ボールペンも、限定200個です。

──この番組では、ゲストの方にCheer Up Songを伺っています。佐竹投手の心の支えになっている曲を教えてください。
    
強さんの「BASEBALL HOLIC」です。
強さんという歌手は、プロ野球選手の何名かに登場曲に使われている方の歌手で、実は同い年なんです。(強さんは)平安高校というすごく有名な高校の野球部(出身)で、甲子園に出ていますし、そういった関係で、入社してからすぐに知り合ったんです。
つい先日、近くでライブがあって行かせていただいた際に、強くんが僕だけのために「BASEBALL HOLIC」を歌ってくださって。歌詞も含めて、今現在の自分の置かれている状況とか立場にすごくマッチしている歌だったので、選ばせていただきました。

──この夏の都市対抗野球をもって現役を引退されるということで、改めて、今年の都市対抗野球にかける想いを聞かせてください。

都市対抗野球というのは社会人野球選手にとって本当に最大の目標の大会ですので、しっかり、今までどおり準備して、19年培ってきた経験やトレーニングをしっかり表現できるように、また生き生きと楽しく試合できるように臨んでいきたいと思います。


今年の都市対抗野球は、開幕戦からトヨタ自動車硬式野球部レッドクルーザーズが登場します!
開幕戦は7月19日(金曜日)、午後6時から東京ドームで始まり、決勝戦は7月30日(火曜日)午後6時から、同じく東京ドームとなります。
初戦は、「トヨタ自動車応援席」にご来場の皆様全員に、オリジナル応援シャツおよびスティックバルーンをプレゼントします!
会場を赤く染めてレッドクルーザーズへの後押し・応援をお願いします!
観戦チケットについては、トヨタ自動車硬式野球部事務局の都市対抗観戦申込みフォームから申込みを行っていただくと、"無料ご招待”させていただきます。
なお、トヨタ自動車の応援席のご案内となりますので、ご了承ください。
チケット申込みフォームのURLについては番組公式Xをご参照ください。

また、今回お話を伺った佐竹功年投手のサイン入り引退記念Tシャツを抽選で1名の方にプレゼントします。
ご希望の方は、番組公式X(旧ツイッター)をフォローして指定の投稿をリポストしてください。当選者には番組スタッフからご連絡を差し上げます。

そして今回お送りしたインタビューのディレクターズカット版を、音声コンテンツアプリ『AuDee』で聴くことができます。
放送できなかったトークが盛りだくさん! ぜひお聴きください!
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7月13日(土)OA分の放送はこちら