今回は、高見さんが沖縄キャンプを訪問し、お話を伺っていきました。
──中田選手ほどのキャリアを積まれてきて、新しいチームに入られるとなると、感覚としては、ベテランとしての気持ちの割合と、どこか新人のような新たな気持ちの割合と、どのくらいのパーセンテージなんですか?
今回はもう、僕は新人です。
あちこちで言わせていただいているんですが、本当に1からのスタートだと思っているので。その覚悟で、残り2年、契約が残っていたのを蹴って新しいチームを探したので、今はそう思っています。
──キャンプを通して、練習中、中日のチームメイトどんなコミュニケーションを取っているのでしょうか?
「バッティングでこういう時はどうしていますか?」と聞かれることが多いので、僕が実際に思ってやった練習の話ももちろんしますし、偉大な先輩方が言っていたことを伝えることもあります。それでその子たちの引き出しが増えればいいと思うので、そういう話は今後もたくさんしていきたいなと思います。
──この番組では、ゲストの方にCheer Up Songを伺っています。中田選手の心の支えになっている曲を教えてください。
何だろう…難しいな。登場曲かな?
ビーグルクルーの「My HERO」ですね。
──登場曲は途中で変えようと思ったことはなかったんですか?
そうですね。セ・リーグの選手は4打席あるじゃないですか。4打席あったら、1打席ごとに曲を変える人がほとんどなんですよ。だから、今年ぐらいから僕もそうしようかなと思っているんですが、この曲を外そうと思ったことはないですね。本当に、自分の人生全てを歌ってくれているので。
もちろんこの曲ができるまで3、4回ダメ出しもしましたし、実際に聴いて、「ここをもっとこう変えてほしい」(と意見を出して)それに全て答えてくれたのが、ビーグルクルーのYASS(ヤス)なんです。
この歌は自分にとっては本当に特別な歌というか、小さい時からのいろんな思い出も詰まっている歌なので、外そうとは思わないですね。
──本当にこの曲は“中田選手といえば”というところですけれども、やっぱり中日のみなさんにも一緒に口ずさんでもらいたいですよね。
“球場が一体になる”って、すごく不思議な感覚なんですけれども、“ショータイム(SHOW TIME)”のところでみんなが「ショータイム!」と言ってくれたり…毎回思いますが、やっぱり、打席に立つ前に自分自身にすごく興奮するというか、そういう感じになれる歌ですね。
──では、中日ファンの皆さんの「ショータイム!」も期待したいですね。
そうですね。楽しみにしています。
──今シーズンにかける意気込みを聞かせてください。
優勝、そして日本一、監督を男にしたいという気持ちはみんな持っていると思いますし、みんなそこに関しては強く思っていると思います。
僕自身もそうですし、チーム自体も勝ちに飢えているチームだと思うので、何とかみんなで1つになって強いチームを作り上げていければいいなと思いますし、微々たる力かもしれないですが、僕たち…今回新しくドラゴンズに来た選手が、少しでもそこに関われるように、力になれるように一生懸命頑張れば、最終的に優勝というものを神様がプレゼントしてくれると思っているので、選手だけじゃなく、ファンの人たち含めて、みんなが1つになってやっていくことが大事なのかなと思います。
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