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SPORTS BEAT supported by TOYOTA

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2024.01.06

新年最初の放送スペシャル!お正月のスポーツを総括

今週の「SPORTS BEAT」は、新年最初の放送スペシャル!ニューイヤー駅伝、箱根駅伝、サッカーの国際親善試合など、お正月に行われた様々なスポーツを振り返っていきました。
2024年最初の『SPORTS BEAT supported by TOYOTA』。
今年もすでに様々なスポーツ・イベントが開催されています。


<ニューイヤー駅伝(1月1日)>
第68回全日本実業団対抗駅伝競走大会(ニューイヤー駅伝)は、1日、群馬県前橋市の県庁前を発着点とする7区間、100キロに41チームが参加して行われ、トヨタ自動車が4時間49分2秒で8年ぶり4回目の日本一に輝きました。

藤木:おめでとうございます!

高見:素晴らしいですね。

藤木:いや、強かったですね。
1区は、今年で引退を表明し挑んだ大石港与選手が粘りの走りで、1位に4秒差4位で、年末の放送にゲストで来てくださった、2区の太田智樹選手につなぎました。
2区、太田智樹選手は、素晴らしい走りでした。すぐに前を行く選手を抜き先頭に躍り出ると、そのまま独走。2位に34秒差をつけて、3区の田澤廉選手へタスキリレー。みごと区間賞。
ちなみに1区は、太田智樹選手の弟、ヤクルトの太田直希選手が区間賞を獲得。1区、2区、兄弟連続で区間賞を獲得しました。
そして、3区は、スーパールーキー田澤廉選手。初のニューイヤー駅伝でしたが、後続に58秒の差をつける素晴らしい走り。
5区、田中秀幸選手、6区、西山雄介選手がそれぞれ区間賞の走りということで。
アンカーは、服部勇馬選手。右腕に“大石おつかれ”と書いてありました。
2位のHondaに2分9秒の差をつけて圧勝でした。

高見:安定の走りでしたね。太田智樹選手は、従来の8.3キロの2区と13.6キロの3区を合わせた21.9キロの“新2区”を走ったわけですけれども、どの距離でも合わせてくる素晴らしい走りでした。

藤木:去年いろんな自己記録を出されましたが、その中で、ハーフマラソンも自己記録を出されていて、その強さを見せつけた走りでした。
番組にゲスト出演された時は、あまりにも飄々としていて(笑)、思っていることをそのままおっしゃってくださったじゃないですか。「ニューイヤーは後半向かい風がきついので、なるべく早い区間を走りたい」と(笑)。
追い風の区間で良かったなと思いながら応援していました(笑)。

高見:太田選手のインタビュー、楽しかったですよね。またお話を伺いたいです。

藤木:ニューイヤー駅伝は、他にも、設楽兄弟が西鉄に加入したということで、2区に、男子マラソン元日本記録保持者の設楽悠太選手、3区に兄の啓太選手という、兄弟タスキリレー。
この兄弟タスキリレーは、東洋大学時代、2013年以来11年ぶりとなりました。箱根ファンには感動のシーンでした。


<箱根駅伝(1月2~3日)>
第100回箱根駅伝が行われ、往路首位の青山学院大学が、2年ぶり7度目の総合優勝を果たしました。

高見:こちらは、青学が強かったですね。

藤木:圧勝というか、すごい走りでしたよね。
駒澤大学が2年連続の3冠を狙っていて、「駒澤一強」「どこが止めるのか」と言われている中、駒澤大学もタイム的にも走り的にも素晴らしかったんですが、青山学院はそれを上回る素晴らしい走りでした。青山学院大学の層の厚さ、箱根での強さを見せてくれたんじゃないかなと思います。
1区で、留学生のレマイヤン選手(駿河台大)が、5キロ14分ちょうどというハイペースで飛び出し、レマイヤン選手に着いて行くか行かないか、各大学悩んだと思いますが、駒澤大学の篠原倖太朗選手が区間賞を取り、そこに、青山学院大学も着いて行ったし、國學院も着いて行った。引き離される中、青学の荒巻(朋熙)選手が、何とか粘りで38秒で2区に襷をつないだ。
振り返ってみれば、この粘りの走りが大きかったのかなと。
駒澤大学の2区は、10000mの持ちタイムも速い、強い、鈴木芽吹選手。
もうこれで駒澤大学が圧勝と思いきや、青山学院大学の2年生、黒田朝日選手が、区間賞のタイムで、22秒差まで詰めて。
3区、駒大は、今、学生ナンバーワンの持ちタイム、佐藤圭汰選手。青学の太田蒼生選手が、それをさらに上回るタイム。日本人として初めて3区1時間を切ったタイムで、ハーフマラソンで言うと、本当にすごいタイム。
太田選手は、東京マラソンも走るんじゃないかという話が出ているので…マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)に出ていないので、(オリンピックの)候補選手ではないんですけれど、「パリに行かせてあげようよ!」みたいな話になるんじゃないかと思うぐらいの、素晴らしい力走でした。

●トヨタ車、箱根駅伝で大活躍!
ここ数年は話題の新型車のみならず、発売前のモデルなども登場し、クルマ好きも注目している箱根駅伝。大会本部車には、昨年(2023年)9月に発表された「シン・センチュリー」が務め、各大学の監督を乗せ、その大学の所在地のナンバープレートを付けた運営管理車、大会会長車、技術総務車、広報車、医務車、報道車など、用途に応じて様々なトヨタ車が活躍していました。


<サッカー日本代表国際親善試合(1月1日) >
サッカー日本代表が、史上初の元日代表戦となった国際親善試合で、タイに5-0で快勝。森保ジャパンの自己記録を更新する、史上最多の国際Aマッチ9連勝を飾りました。

藤木:前半、伊東純也選手が主将を務め、伊藤涼太郎選手や奥抜侃志選手ら、新しい戦力を試しました。相手がタイということで、何点獲るのかな?なんて思っていたら、まさかの0対0。

高見:前半はノーゴールでしたけれども、後半!

藤木:堂安律選手、中村敬斗選手が出てきて動きが変わり、日本代表が機能して、5点を挙げて、5対0と大勝となりました。
来週12日からは、カタールで開催されるアジアカップが開幕します。
FIFA世界ランキングに影響する大会なので、勝ち進んでほしいと思う一方、ヨーロッパの主要リーグも試合中で、久保建英選手、三笘薫選手…三笘選手は怪我で出場はしていませんが、招集されています。
あと、遠藤航選手はリバプールに移籍して驚きましたが、最初はなかなかフィットせず、苦労していましたが、ここのところの活躍は素晴らしいですよね。なんと、12月のリバプールの月間MVPに輝いたという。
去年ゲストに来てくださった、『東大8年生 自分時間の歩き方』の著者で、遠藤航選手の英語を見ているタカサカモトさんが、「遠藤選手ならやってくれる」とおっしゃっていましたけれども、最初の頃は“本当に大丈夫?”と思っていましたが、やはり遠藤選手、適応力が高いなと思いました。

高見:みごとに結果を出してくれています。

藤木:アジアカップは、勝ち進めば勝ち進むほどチームに戻るのが遅くなるので、難しいところですけれども、アジアカップも頑張ってほしいなと思います。


<高校生たちの熱い戦いもスタート!>
昨年末から始まっている第102回高校サッカー選手権大会も、今日の準決勝、そして成人の日、1月8日の決勝を残すのみとなっています。
また、同じく昨年末から始まっている第103回高校ラグビー大会は、明日(7日)の決勝戦を残すのみ。
春の高校バレーも今月4日開幕、男女の決勝戦は1月8日の予定となっています。

藤木:詰め込み過ぎですね(笑)。
高校サッカーは、青森山田が注目されていますけれども、青森山田の初戦となった2回戦では、PK戦の末勝つという。ギリギリだなと思いましたが、その後3回戦で7対0。準々決勝は4対0で勝っています。
あと、近江高校が、優勝候補の神村学園を、4対3と激闘の末、破っています。
どこが勝ち上がっていくのか! 今日、準決勝ですから、楽しみです。
女子サッカーは、明日が決勝。
あの藤枝順心高校対十文字高校ということで、去年と同じ2年連続同じカード!
去年は藤枝順心が勝っています。十文字はリベンジに燃えているんじゃないでしょうか?

高見:7年ぶりの優勝を目指しています。

藤木:そして、高校ラグビーは、(準決勝は)桐蔭学園と、大阪桐蔭。同じ“桐蔭”。実際には関係はないそうですが…。桐蔭学園が、大阪桐蔭の大型フォワードに対して0封するという、素晴らしい守備。
一方、東福岡は準決勝で(佐賀工から)50点を獲ったということで、(決勝では)どちらが勝つか注目したいなと思います。


今回の放送は、音声コンテンツアプリ『AuDee』で聴くことができます。
ぜひお聴きください!
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1月6日(土)OA分の放送はこちら