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SPORTS BEAT supported by TOYOTA

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2023.12.30

年末スペシャル!2023年のスポーツを名言とともに振り返る

今週の「SPORTS BEAT」は、年末スペシャル!
番組にお越しくださったゲストの名言と共に、2023年のSPORTS BEATを振り返っていきました。
『SPORTS BEAT supported by TOYOTA』
2023年もたくさんのゲストをお迎えしました。
現役のアスリートはもちろん、指導者や現役を退かれた方、スポーツ関連の書籍を書かれた方などなど、その数40人!
今回は、番組にお越しくださったゲストの名言と共に、2023年のSPORTS BEATを振り返っていきました。

まずはこの方から!

『稽古とかトレーニングで積み重ねていった部分が試合で発揮できる、それが上手くハマれば楽しいですし、練習した技で投げた時が一番快感だと思って、やめられないです。』

高見:こちらは、5月6日のオンエアでお越しくださいました、東京オリンピック柔道男子60キログラム級で金メダルを獲得した髙藤直寿選手に、柔道の魅力について伺った時、お答えいただきました。

藤木:髙藤選手は相手のことをよく分析して“どういう風に崩すか”作戦を立てるとおっしゃっていましたが、eスポーツなどゲームがお好きで、相当すごい設備をご自身で持っていらっしゃるけれども、(柔道には)ゲームと似た部分があるのかもしれないですね。

高見:髙藤選手はeスポーツのアンバサダーにも就任されましたからね。

藤木:そして、今月行われたグランドスラム東京大会はパリ・オリンピック代表選考の大会でもあったんですけれども、残念ながら決勝で永山竜樹選手に敗れてしまい、パリ・オリンピックへの道は閉ざされてしまったということですが…。
永山選手は同じ大学の後輩で、東京オリンピックでも決勝で両者が戦い、この時には永山選手が涙をのんだと。そういうこともあってか、今回、終わった後は清々しい顔、やり切った顔で、熱いハグも見られましたね。

高見:オリンピック本番ももちろんですけれども、国内の戦いも本当に熾烈でしたよね。


つづいては、この方です!

『ゲームの中でのマネジメントはキャプテンがする、レフリーとのコミュニケーションだったり、個人よりチームとして自分のやるべきことが多いので、負担は大きいです。』

高見:こちらは、10月21日のオンエアで起こしくださいました、元ラグビー日本代表の大畑大介さんが、9月から始まったラグビーワールドカップで日本代表の活躍を振り返り、ラグビーにおけるキャプテンの重要性についておっしゃったものです。

藤木:大畑さん、ラグビーについて熱く、本当にたくさん語ってくださいました。
ラグビーワールドカップは、直前の大会では日本はなかなか勝てず、どうなってしまうのかと思いましたが、決勝トーナメントには進出できなかったものの、素晴らしい戦いを見せてくれました。
“やっぱりラグビーって面白いな”と再認識できた大会だったんじゃないでしょうか。

高見:改めてそう思いましたね。

藤木:そして、ラグビー界といえばビッグ・ニュースがありますよね。エディー・ジョーンズさんが再び日本代表のヘッドコーチに就任すると。日本代表がどのようになっていくのか、楽しみですよね。

高見:そうですね。エディさんの就任は、来年の1月1日からです!


つづいては、この方です!

『いや、会話できないです。
それぐらい、彼らも、ものすごく入ってましたし、話しかけられない雰囲気があったので、僕も記憶にないぐらい緊張しましたし、ブルペンキャッチャーがそれだけ緊張するんだから、今から試合に出ていく選手というのは、それはもう想像できないぐらいの緊張感だと思います。
やっぱりWBCというのは特別な舞台なんだろうと感じましたね。』

高見:こちらは、9月16日の放送で、ワールド・ベースボール・クラシックでブルペンキャッチャーを務められた元日本ハムファイターズの鶴岡慎也さんに、WBCの決勝戦、終盤の侍ジャパンがリードした状況でブルペンにいたダルビッシュ有投手、そして大谷翔平投手と、どんな会話があったのかを伺った時のお答えでした。

藤木:僕らでは想像できないような緊張感だったんでしょうけれども、大谷投手は、むしろワクワク、楽しんでいるような気もします(笑)。

高見:あそこまでのレベルの選手になると、緊張すらもワクワクに変えられるという(笑)。

藤木:決勝のアメリカ戦で先発した今永(昇太)投手は、決勝の何日か前に、「決勝のアメリカ戦はお前で行くから」と言われた時に、「え、俺!?」と思ったそうですが(笑)、逆に、先発はまだ最初だから、後に出てくる投手の方が絶対に緊張するから、(先発で)良かったとも思った、と。
点数も僅差でしたから、後半に投げる選手はより緊張感もあったのかもしれないですね。

藤木:そして、メジャーリーグの話題としては、大谷翔平選手に続いて、元オリックスの山本由伸選手が、ドジャースに入ると!

高見:お2人がドジャース!

藤木:ドジャースの試合がより楽しみになりましたよね。


つづいては、この方です!

『僕が引退してすぐ、1990年にワールドカップのイタリア大会がありまして、その大会に、当時の日本リーグの各チームのコーチと監督、もしくは指導者にあたる人たちを集めて、1か月間、勉強がてらの視察に行ったんです。ACミランとか、イタリアのビッグチームのスタジアムやクラブハウスに行って、「こんな作りをしているのか」とか、いろんなことを勉強しながらワールドカップを観戦した、ということがあって。あのあたりから、すでに(プロ化に向けて)動きがあったんだと思います。』

高見:こちらは、6月10日のオンエアでお越しくださいました、元サッカー日本代表の松木安太郎さんが、Jリーグの30周年を振り返り、Jリーグが始まる前についておっしゃったものです。

藤木:Jリーグにとって記念すべき1年だったわけですけれども、それを立ち上げるというのは、相当な努力、大変なことがたくさんあったんでしょうね。

高見:ご苦労もたくさんあったかと思います。

藤木:その手探りの中、やはりプロ化したということは大きかったですし、Jリーグ初期に、ジーコさんなど、世界的に有名な選手が日本に来てくれて、それを間近で見ることができる。日本人選手にとっては、世界のレベルを肌で感じることができたのは非常に大きいことだったんじゃないでしょうか。
今は海外との距離が近くなって行き来することができるようになりましたが、この第一歩がなかったら、今に繋がっていなかったんじゃないかなと思います。

高見:サッカー日本代表もスペインに勝てるようになったんですよね。

藤木:そして、松木さんといえば東京ヴェルディの初代監督ですけれども、その東京ヴェルディが、16年ぶりにJ1に復帰を果たしました。
立ち上げの時を知っている僕からすると、感慨深いというか、楽しみの1つですね。

高見:おかえりなさい!

藤木:そして、Jリーグといえば、もう1つ大きなニュースがありました。
2026年から2027年にかけてのシーズンから「秋春制」に移行する、という。
当初から、ヨーロッパなどのリーグと比べて(Jリーグの時期が)ズレているので、選手の移動などが難しいということは言われていましたが、日本には豪雪地帯もあるし、冬に試合を行うのは難しいのではという意見もありましたが、とうとう決まりましたね。
12月末から2月上旬まではウインターブレークを設けるということなので、豪雪地帯にあるチームも比較的影響を受けづらいのではないかと思いますし、逆に夏の酷暑のことを考えると、選手にとってはいいことかもしれないですし、選手も海外へ移動しやすくなりますよね。


つづいては、この方です!

『スポーツ選手のゾーンには必ず観客がいて、「ソーシャルプレッシャー」と言うんですけど、社会的な圧がある中でやっていることが多いと言われていますね。』

高見:こちらは7月29日のオンエアでお越しくださいました、陸上の世界選手権400メートルハードルで2度の銅メダルを獲得している為末大さんが、いわゆる「ゾーン」と呼ばれる体験についておっしゃったものです。

藤木:よく、スポーツ選手が「ゾーンに入っていた」という話を聞きますけれども、観客がいるプレッシャーの中じゃないと起こらないというのは、不思議な感じがしますよね。
そういうところで言うと、コロナ禍で無観客で行われた試合というものがあったわけで、その中で自分の限界を突破するということは非常に難しい状態だったのかもしれませんね。

高見:為末さんの場合は、(ゾーンに入った時は)観客の声が消えて自分の足音だけ聞こえていたそうです。

藤木:足音をどうしても気にしてしまうので、夜道を歩いている時に自分の足音が気になりすぎて動けなくなってしまったと。そんな話も伺って、びっくりしましたね。

高見:極められている方はそういうところに行ってしまうのか、と思いましたね。 


つづいては、この方です!

『パリ・オリンピックの出場権が獲得できた時は、本当に嬉しかったですね。観客もほぼ満席になって、シュート1本1本決まるごとに大きな歓声が上がっていて、本当に心躍るようなコートでした。』

高見:こちらは9月23日のオンエアでリモートでお話を伺った、バスケットボールの男子日本代表、そしてBリーグ・アルバルク東京の吉井裕鷹選手が、バスケットボールのワールドカップでアジア最高位となり、パリ・オリンピック出場権を獲得したことについておっしゃったものです。

藤木:バスケットのワールドカップ、本当に盛り上がりましたよね! 試合内容が大逆転が多かったから、余計に熱くなりましたよね。

高見:本当に、スポーツの試合は最後の最後までどうなるかわからないんだということを、このバスケの試合でより強く感じました。

藤木:このワールドカップが始まる前に、代表の中心として活躍していた渡邊雄太選手が、「オリンピック出場権を獲得できなかったら引退する」と。
吉井選手も、誰も聞かされていない話を試合後に突然言い始めたので、「何を言い出すんだ、この人は?」と驚いたとおっしゃっていましたけれども、やっぱり、退路を断つ、背水の陣で臨むという渡邊選手の心意気だったし、それでみごと有言実行、勝ち取ったわけですから。カッコよかったですよね。
オリンピックではさらに厳しい戦いが待っていますが、ぜひ、1勝と言わず何勝でも(笑)、熱い戦いを期待したいなと思います。

藤木:そして、Bリーグですが、アルバルク東京が現在、東地区の首位ということで、絶好調です。

高見:藤木さんも今度、応援に行きましょう!

藤木:そうですね。応援しに行きたいと思います!


つづいては、この方です!

『キャッチャーがサインを出して、ピッチャーがボールを投げて試合が始まるので、キャッチャーは大事なポジションということを実業団に来て改めて知って、私のサイン1つで勝ったり負けたりが付いてくるポジションなので、そこが魅力だと思います。』

高見:こちらは、4月15日のオンエアにリモートでお話を伺った、ソフトボール日本代表、そしてトヨタ自動車女子ソフトボール部 レッドテリアーズのキャッチャー、切石結女選手が、キャッチャーの魅力についておっしゃったものです。

藤木:キャッチャーというポジションは、あの座った姿勢でずっと球を受けなければいけないわけですし、さらに頭も使う非常に大変なポジションですよね。だからこそ、やりがいのあるポジションなのかなと思います。
そんな切石選手の所属しているトヨタレッドテリアーズ、2023シーズンは西地区首位で日本一を決めるダイヤモンドシリーズに進出し、そこでも優勝して、みごと日本一を勝ち取りました!おめでとうございます!

高見:おめでとうございます!


今回お送りした「アスリートの名言」は、音声コンテンツアプリ『AuDee』で聴くことができます。
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