WRC世界ラリー選手権では、世界中を転戦し、一般道や競技場など複数箇所に設けられたSS（エスエス）と略して呼ばれているスペシャルステージでタイムアタックを行い、その合計タイムで順位を決め、年間チャンピオンを決めていきます。
そして、このラリージャパンが2023年の「世界ラリー選手権」最終戦！
トヨタは、昨年に引き続き、年間のタイトルであるマニュファクチャラー、ドライバー、コ・ドライバーの3冠を3年連続で獲得！
「トヨタ」の地元に凱旋し、どんなシーズンの締め方をしてくれるのか!?
また、昨年の「ラリージャパン」では3位で表彰台にのぼった勝田貴元選手は、地元が愛知県長久手町。その勝田選手の走りにも大注目！
…などなど、見どころが盛りだくさんです！

今回、藤木さんと高見さんが観戦をしたのは、4日間で全22本あるSS（スペシャルステージ）のうちの8本目のステージ、豊田スタジアムに作られた特設コース、スーパーSS（スーパースペシャルステージ）！

藤木：さあ、やってきました！ 世界ラリー選手権の日本ラウンド「ラリージャパン2023」。今日は、大会2日目。4日間で全22本あるスペシャルステージのうちの、8本目のステージ、豊田スタジアムの「スーパーSS（スーパースペシャルステージ）」に来ています！

高見：豊田スタジアム、中央にコースが出来ております！

藤木：去年もここで公開収録をさせてもらったので、このスタジアムの中を見させてもらったんですが、全く違う景色が広がっていて、ちょっとこれは感動だよね。

高見：そうですよね。

藤木：異様な風景。昔、子供の頃によく見ていたラジコンカーのコースみたいな。それぐらいコンパクトなイメージがあって、ここを実際にラリーカーがすごいスピードで駆け抜けるって、ちょっと想像がつかない。
ここをどういう風に駆け抜けるのか。きっとすごいドリフトでギリギリを攻めていくと思うから、楽しみですよね。

高見：楽しみです！

今回の「ラリージャパン2023」では、豊田スタジアム内に舗装されたコースを設置して、2台が争うスーパーSSとして開催されています。
通常のラリーと違って、スタートからゴールまでまるごと楽しめますし、1台ずつではなく2台同時走行ですので、2台が競い合う、手に汗握るドキドキ感も間近で感じることが出来ます。
注目の勝田貴元選手が登場した時の、スタジアムの盛り上がり！
藤木さん、高見さんの2人も声をあげて応援していました!!

藤木：そろそろ来るかもよ！ ほら！　

高見：来た!!

藤木：ついに！ エバンスだ、トヨタ同士の争いだ！

高見：ドキドキしてきた！

藤木：頑張れ、頑張れ!! あと1周！ リードしてる！ リードしてるよ!! あとは、後方タイムあるから！
　　　
高見：いいですね！

藤木：よし！ よし！ ほら!! チーム同士の戦い、勝田選手、みごと勝ちましたよ！

藤木：実況する気、ないよね（笑）。単なる、イチ観客となって。

高見：エンジン音の迫力！ ずいぶん伝わったと思いますけれど。

藤木：生で観戦するとやっぱりすごかったですよね。
このスーパーSS、最初に1つ下のカテゴリーのレースから始まったんですけど、途中でトップカテゴリーの車が入ってきた時の、エンジン音の差！ これだけパワーが違うんだなと実感しましたよね。

高見：隣にいる藤木さんの声も聞こえないくらいの、すごい音でした。
では、昨日までの順位をおさらいしておきましょう。
勝田選手は、SS序盤でアクシデントがあったものの、9位まで盛り返しました！

藤木：僕らは去年も観戦させてもらいましたが、山の中で、遠くからエンジン音が近づいてくるワクワク感はありましたけど、スタジアムのスーパースペシャルステージは、スタートからゴールまで観ることが出来るし、通常ラリーは1台ずつのタイムアタックだけれど、2台の競争というのは、本当に新たな魅力があって。
スタジアムならではの照明を使った演出とか、すごかったじゃないですか！

高見：はい！

藤木：スーパースペシャルステージは今日（18日）も行われるということなので、ぜひ観てほしいなと思います。
改めて、「ラリージャパン2023」。スタジアムがすり鉢状になっているので、エンジン音がものすごく響き渡るし、エンジン音だけじゃなく、タイヤの滑るキュキュキュ！という音もすごく聞こえましたよね！

高見：大迫力でした!!

「ラリージャパン2023」では、スタジアム内はもちろん、イベント広場にもキッチンカーエリアがあり、大会の期間中、豊田スタジアムでは様々な催し物も行っています。
「ラリージャパン2023」は、明日、19日まで開催しています。
チケットはまだ購入可能ですので、お時間のある方はぜひ、現地に足を運んでみてください！

今回お送りした取材のディレクターズカット版を、音声コンテンツアプリ『AuDee』で聴くことができます。
ぜひ聴いてください！