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2025.03.15

プロ野球キャンプ取材第三弾②横浜DeNAベイスターズ・東克樹投手インタビュー

今週の「SPORTS BEAT」は、プロ野球キャンプ取材第三弾!高見さんが、沖縄県宜野湾市で横浜DeNAベイスターズの投手陣にインタビューしてきた模様をお送りしました。
2人目は、今シーズンも3年連続となる開幕投手に指名されているエース、東克樹投手です。


──東投手といえば、2年連続3度目となる開幕投手を監督から告げられていらっしゃいますが、告げられた時はどう感じられたんでしょうか?

率直に責任は感じましたし、嬉しさ反面、また不安というか、“また1年が始まるな”というところが正直な気持ちです。

──やはり開幕投手という重責も感じていらっしゃるんですね。

そうですね。かなり感じますね。やっぱりチームのスタートダッシュにとって大きな1試合なので、重圧というか、そういったものはかなりかかってきます。

──開幕投手を告げられた時が、東投手の背番号にちなんだ時間だったそうですね。

そうですね。1月11日の11時11分に電話がかかってきて、開幕投手ということを告げられました(笑)。
前日に監督からLINEが来て、「明日の11時11分に電話をかけるから出るようにしておいて」と言われて、うっすらとそうかなとは感じてはいました(笑)。

──昨シーズンは両リーグトップの183イニングを投げて防御率が2.16。2年連続の2桁勝利となる13勝で日本一に輝かれました。振り返ってみてどんなシーズンでしたでしょうか

一番イニングを投げることができたということは非常に良かったと思いますし、その中で、自分がしっかりとチームの柱となって日本一に貢献できたことは非常に嬉しく思います。

──東投手にとって、真のエースというのはどういった投手なんでしょうか。

僕の中では、やっぱりイニングをしっかり投げることができて、あとはチームに価値をもたらすような投球ができることがエースかなと思います。

──そのエースに向かって、ご自身の中での気持ちの変化というのは、去年、今年と何かありますか?

一昨年のシーズンは本当に自分のことで精一杯というか、自分が結果を出すことに精一杯で、昨シーズンに関しては、自分の成績を出すことと、チームのことを見るという余裕が生まれてきたので、今年もその気持ちを引き続き持ちながら、チームのことも考えてシーズンを投げ抜けたらいいなと思います。

──あとは、2シーズンぶりの復帰が決まったトレバー・バウアー投手の存在も大きいのではないですか?

非常に大きいと思います。前回チームに入って見ていましたけど、やっぱり自分の考え方や芯というものをしっかり持っているので、僕自身もそうですし、若手の選手にも非常に勉強になるんじゃないかなと思います。

──キャンプはどんなテーマで取り組んでいらっしゃるんでしょうか?

昨シーズンというか、シーズン終わりから取り組んでいる、ちょっとしたフォームの改造というか、そういったものに取り組む期間にしたいなと思ってキャンプを過ごしています。

──そのフォームの改造というのは、ある方を参考にされていると記事で拝見したんですけれども…。

オリックスの宮城(大弥)投手の方ですか?

──山本由伸投手ですね。

山本投手は足の着地の方ですね。

──いろいろ取り入れてらっしゃるんですね。

そうですね。直接山本投手や宮城投手とお話する機会というのはないんですが、映像を見尽くして、研究はしています。

──山本由伸投手や宮城投手のどういったところを取り入れてらっしゃるんですか?

山本由伸投手からは、着地足の膝の角度。そこは非常に参考にさせてもらっています。
そして宮城投手からは、変化球であったり、あとは腕の使い方。僕自身も一昨年からフォームを改造して腕を下げて投げるような投球フォームになったので、宮城投手のことは非常に参考にさせてもらっています。

──東投手は曲がり幅50センチを超えるスライダーを披露されていましたけれども、これも大きな武器になりそうですよね。

そうですね。僕は三振をたくさん取る投手ではないので、そういった変化球などを駆使しながら投げる投手なので、生命線かなと思います。

──まだまだ進化が止まらない東投手のこれからも、とても楽しみです。

頑張ります。「現状維持は退化」ということで成長し続けて頑張っていきたいと思います。



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そして今回お送りしたインタビューのディレクターズカット版を、音声コンテンツアプリ『AuDee』で聴くことができます。
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