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SPORTS BEAT supported by TOYOTA

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2025.01.04

新年最初の放送スペシャル!お正月のスポーツを総括

今週の「SPORTS BEAT」は、新年最初の放送スペシャル!ニューイヤー駅伝、箱根駅伝、高校サッカー選手権大会など、お正月に行われた様々なスポーツを生放送で振り返っていきました。
2025年最初の『SPORTS BEAT supported by TOYOTA』。
今年もすでに様々なスポーツ・イベントが開催されています。

<ニューイヤー駅伝(1月1日)>
第69回全日本実業団対抗駅伝競走大会(ニューイヤー駅伝)が1日、群馬県前橋市の県庁前を発着点に開催され、旭化成が5年ぶり26回目の優勝を果たしました。
去年の覇者、トヨタ自動車は中盤まではレースを主導、トップから52秒差で最終7区にタスキをつなぎましたが、3位という結果でした。

藤木:古豪が復活ですよ。26度目の優勝ですからね。

高見:5年ぶり。

藤木:1区の長嶋幸宝選手が区間賞を取ったんですけれども、高卒で、まだ20歳の2年目の選手。ということは、大学に行っていたら、箱根駅伝を走ってもまだ2年生。その箱根で活躍してきた錚々たるメンバーを振り切っての区間賞、すごかったですよね。
そして7区、最後はホンダとの争いですけれども、井川龍人選手が、残り500mで…。

高見:もう、ラストスパートがすごかったですね!

藤木:(後続のホンダの中山顕選手が)ぴったり後ろについているから、いつ(ラストスパートに)行くかと思っていたんですが、結構余裕そうに見えました。
井川選手は早稲田大学卒業なんですが、瀬古利彦さんばりのラストスパート、めちゃくちゃ切れ味良かったですね。

高見:大接戦でした。

藤木:そしてトヨタ自動車なんですけれども、1区が吉居大和選手、そして2区が鈴木芽吹選手という2人。ここで新人ルーキーを使ってきましたね。
先週、森田京之介さんもおっしゃっていましたけれども、中部の予選会で吉居選手がちょっとブレーキの走りになって、予選でギリギリ2位通過。レース後に号泣していましたけれども、今回は区間12位ではあったんですけれど、トップから13秒差で渡せたというのはすごく大きかったような気がします。
そして2区のエース区間。ここで鈴木芽吹選手が区間2位タイの素晴らしい走りでした。

高見:3区は、パリオリンピック1万メートル代表の太田智樹選手が首位に立ちましたよね。

藤木:堂々たる走りで首位になって、5区の西山雄介選手にトップでタスキを繋いだ時には“これは絶対に連覇だ”と思ったんですが、西山雄介選手が、ちょうど1ヶ月前の12月1日に福岡国際マラソンで2時間6分54秒という自己記録に迫るような好タイムで走っていたので、ちょっとそのダメージがあったのかなと。
一方で、同じ5区を走った、東京オリンピック、パリオリンピックに出場したホンダの青木涼馬選手の走りが素晴らしかった。

高見:そうでしたね。ということで、トヨタ自動車は3位という結果でフィニッシュとなりました。


<箱根駅伝(1月2~3日)>
第101回箱根駅伝が行われ、往路で優勝した青山学院大がリードを守り抜き、10時間41分19秒の大会新記録で2年連続8回目の総合優勝を果たしました。
総合2位には復路を大会新記録で制した駒澤大が入りました。

藤木:ニューイヤーも熱かったですけれども、箱根駅伝も熱かったですよね。
1区でいきなり中央大学の吉居駿恭選手が飛び出して。吉居駿恭選手は、トヨタ自動車に入社した吉居大和選手の弟さんですよね。

高見:そうなんですよね。

藤木:素晴らしい走りでした。解説でお兄様がいらっしゃっていて、レースが終わった後の兄弟の会話がめちゃくちゃほのぼのしていましたよね。お2人の良い関係が垣間見える瞬間でしたよね。

そして2区は、本当にハイレベルな争いでした。青山学院の黒田朝日選手がスタートからちょっと遅れたりして順位が落ちてしまったので、これは青学ピンチなんじゃないかなと思ったら、最後の権太坂に備えて自分なりのペースを保っていたということで、区間新記録になるという。それでも、ヴィンセント選手の区間記録を更新したのに、区間3位ですよ。

高見:ハイレベル!

藤木:東京国際大のエティーリ選手が先輩だったヴィンセント選手の区間記録を更新。このエティーリ選手はまだ2年生なんです。

高見:そして、藤木さんの母校の早稲田大学は4位。

藤木:そうですね。でも、惜しかった。もうちょっといけたかもしれない。2区はハイレベルだったんですけれども、山口智規選手が、最初、駒大の篠原選手を追い抜いてくるようなハイペースでちょっと突っ込んじゃって、最後足がもたなくて、結構後方に退いちゃったんです。あの時にペースを守っていたら、ひょっとしたら3位に入れたんじゃないかなと。
5区、青学は若林弘樹選手が区間記録となる素晴らしい走りをしたんですけれども、早稲田も、まだ2年生の工藤慎作選手がそれに20秒差ぐらいの記録で走ったので、あと2年間は山登りを任せられますし、来年再来年の早稲田はすごく楽しみですね。

高見:また楽しみが増えますよね。

藤木:この若林弘樹選手は、11月には1万メートルで28分を切って27分台の記録。そしてこの5区でも素晴らしい走りをしたんですけれども、これがラストで現役を引退するという…。実業団でも走ってほしいですよね。もったいなさすぎる。今まで1万メートルで27分台の持ちタイムで実業団に進まなかった初めての選手になるんだそうです。競技を続けるのは大変でしょうけど続けてほしいですね。

高見:本当にそうですよね。多くの方がそう思っていると思います。
そして、私の母校の立教大学は13位という結果でした。

藤木:2区では早稲田がちょっと遅れちゃって、立教の方が上だったんですよね。

高見:そうなんです。シード権獲得なるかと思ったんですけれども。

藤木:芦ノ湖を8位でスタートしたものの、残念ながら13位と。

高見:シード権争いもまた大接戦でしたよね。最終10区で東洋大、東京国際大、帝京大、順天堂大の4校が8番手集団を形成しまして、その激しい争いの末、8位に東京国際大、9位に東洋大、10位が帝京大となり、順天堂大が惜しくもシードを逃しました。

藤木:青山学院の話に戻りますが、9区を走ったのがキャプテンの田中悠登選手なんですけれども、給水をするじゃないですか。その時に、片山宗哉選手に給水して欲しいと指名して、2人で持っていたペットボトルで乾杯しながら飲んで走るという。すげく微笑ましいというか4年間頑張ってきた仲間との絆が垣間見えた瞬間でしたよね。

高見:給水にもドラマというかストーリーがありますよね。

藤木:あと、ゴールした後に、原監督が奥様も胴上げしていたじゃないですか。寮母として選手たちの食事面や精神的なケアをしていた奥様がいなかったら、こんなに強い青学はなかった。
三大駅伝の出雲、全日本は他の大学も強くなってきてますけれども、やっぱり箱根は、選手層の厚さからいってもまだまだ青学は強いなと思いました。

高見:そんな原監督は、ご自身の進退についてもお話していましたけれども、今後どうなるんでしょうか。

藤木:ただ、そのインタビューの時なども原監督はおっしゃっていましたけれども、「選手たちには自主性がある。だから僕が言わなくても選手が自分でやる、そういう体制を作っている」と。だから、原監督がどういう風に立ち位置を変えていくのかわからないですけれども、その強さというものは引き継がれていくんじゃないかなと僕は思います。

●トヨタ車、箱根駅伝で大活躍!
ここ数年は話題の新型車のみならず、発売前のモデルなども登場し、クルマ好きも注目している箱根駅伝。
大会本部車にはセンチュリー、広報車はクラウンスポーツPHEV、技術総務車は、初の箱根駅伝登場となった LEXUS LBX MORIZO RRなど、用途に応じて様々なトヨタ車も活躍していました。


<高校生たちの熱い戦いもスタート!>
昨年末から始まっている第103回高校サッカー選手権大会も、今日の準々決勝、1月11日の準決勝、そして成人の日、1月13日に決勝戦を迎えます。
女子の第33回高校女子サッカー選手権も、1月6日に準々決勝、1月7日に準決勝、そして1月12日に決勝を迎えます。
また、同じく昨年末から始まっている第104回高校ラグビー大会は、1月5日に準決勝、1月7日に決勝戦を迎えます。
さらに、春の高校バレーも5日開幕、男女の決勝戦は1月12日の予定となっています。

藤木:高校サッカーでは青森山田が初戦で敗れるという波乱がありましたけど、まさかのその相手が“トルメンタ”で有名な高川学園。
でも本当に、学生スポーツの尊さが年々より(心に)しみてくるようになりました。高校生だったら3年間と限られているわけですし、大学だと4年間。プロのスポーツって、やっぱり試合数も多いし、もちろん引退までの限りはありますけれども、そうではない、何か、頑張っている青春というものが、おじさんにはしみてます(笑)。

高見:(笑)。心動かされますね。


今回の放送は、音声コンテンツアプリ『AuDee』で聴くことができます。
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1月4日(土)OA分の放送はこちら