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2022.11.12

「ラリージャパン2022」特集!観戦レポを生放送でお届け!

今週の「SPORTS BEAT」は、今月の10日から愛知・岐阜で開催されている世界ラリー選手権の日本ラウンド「ラリージャパン2022」特集!
藤木さんと高見さんが11日(金)に現地で観戦してきた模様を、FM AICHI より生放送でお届けしていきました。


そもそも、「世界ラリー選手権」というのは、世界中を転戦し、一般道や競技場など複数箇所に設けられたSS(エスエス)と略して呼ばれているスペシャルステージでタイムアタックを行い、その合計タイムで順位を決め、年間チャンピオンを決めていきます。
ちなみにSSとSSのあいだは「リエゾン」と呼ばれ、ラリーカーが一般車に混じって移動しています。
この「世界ラリー選手権」の日本開催は2010年以来、12年ぶり!
そして、このラリージャパンが2022年の「世界ラリー選手権」の最終戦になります。
年間のチームタイトルであるマニュファクチャラー・タイトルを決めた「トヨタ」の地元。そして現在、世界ラリー選手権で年間総合5位につけている勝田貴元選手も愛知県出身ということで、愛知、そして岐阜で熱い戦いが繰り広げられています!

今回、藤木さんと高見さんが観戦をしたのは、稲武SSの「黒田ダム観戦エリア」。
4日間で全19本ある競技ステージのうちの、6本目のステージ、通称SS6の舞台になります。
オフィシャルHPによると、「コーナーの内側の林野地帯に設定されていて、ラリーカーの迫力あるコーナーワークとフルブレーキングを観ることができるポイント」「静寂な山林の中を疾走するラリーカーの姿は、まさに自然の中を駆け抜けるラリーの醍醐味を感じることができる」とのこと!
天気にも恵まれ、ピクニック気分で紅葉を楽しんでいた2人ですが、ラリーカーが爆音で目の前を駆け抜けていくと大興奮!! その迫力に圧倒されていました!

藤木:初めて生で観ることができたWRC、ラリージャパン。興奮しましたね!

高見:やっぱり、“間近で観られる迫力”というのを非常に感じました。

藤木:現場はすごく静かでしたよね。アナウンスも何もなく、いつからSS6が始まるんだろう?と思っていたら、山の向こうから少しずつエンジン音が近づいて来て、それが大きくなって…。

高見:「あ、近づいて来た!」って。

藤木:目の前を駆け抜けていったあのスピード。音もすごかったですし、「あのスピードであのコーナーを曲がり切れるの!?」という驚きがありましたよね。

高見:私たちが観ていた場所は、ちょうどけっこうなカーブがありまして。

藤木:ヘアピンに近いポイントでしたからね。

高見:最初はその速さに圧倒されていましたけれども、何台か観ているうちに、「あ、音が違う」ですとか「コーナリングが違う」ですとか、少しずつ違いがわかってきて、それもまた面白かったです。

藤木:車体に書いてある番号をチェックできるようになって。だから、この番組にもゲストで来ていただいた勝田貴元選手も認識することができました。

高見:18番、見えました!

藤木:SS6では、僕らの声が届いたのか、4位に入りましたからね(笑)。
先ほどもちょっと言いましたが、稲武SS、ちょっと遠かったですよね。名古屋駅から車で2時間くらいで、そこからシャトルバスで30分くらい、さらにそこから山道を15分ほど歩いて到着。

高見:その山道も、ずっと登り坂を歩いて行って、「本当にここが会場ですかね?」という感じでしたね。でも、「紅葉が綺麗ですね」なんて藤木さんと話しながら…。

藤木:僕らはピクニック気分で歩いてましたけど(笑)、サーキットではなくて、一般道を封鎖して使うということで、そういう奥まった場所を使うんだなと思いました。
行って驚いたのが、みなさん、ラリー観戦にとても慣れていらっしゃる。みなさん、アウトドアで使うマイチェアを持っていて。

高見:そうなんですよね。朝5時くらいからいらっしゃる方も。

藤木:午前中のSSもそこで行われるので2回観られるということで、朝一番のシャトルバスが4時台だったと。いや〜、みなさん、熱心なんだな、と。
でも、そこまでして山の中に行ったからこそ、生で観ることができた感動。本当に鳥肌が立ちました。

高見:本当に改めて、あの細い林の中の道を…。

藤木:「こんなに細い道をなんで選ぶの!?」という道じゃないですか(笑)。これはお客さんも言ってましたけど、あの道を普段通ったことのある人は、より嬉しいんじゃないかな。
やっぱり、現場に行ってみないとわからないことがたくさんあるなと思いましたよね。良い経験をさせていただきました。ありがとうございます。

来週は、「ラリージャパン」の大会拠点・豊田スタジアムでの公開収録の模様をお届けします! お楽しみに!!

今回お送りした取材のディレクターズカット版を、音声コンテンツアプリ『AuDee』で聴くことができます。
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