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21.03.27
選抜高校野球 大阪桐蔭対履正社
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2017年、春の甲子園、第89回選抜高校野球大会、決勝は、史上初の大阪勢同士の対決となった。
春夏を通じて甲子園初優勝を目指す履正社と、春夏を連覇した2012年以来5年ぶりの頂点を目指す、大阪桐蔭。
両校は前年秋の大阪府大会準決勝でも対戦、その時は、7対4で履正社が勝っていた。

4万人の観客が見つめる大一番、大阪の高校野球を引っ張るライバル同士の対決は、初回から試合が動いた。
1回表、大阪桐蔭の先頭バッターは、後にドラフト1位で千葉ロッテマリーンズ入りした、2年生の藤原恭大。
5球目のスライダーを救い上げると、ボールはライトスタンドへと吸い込まれた。
先制の先頭バッターホームラン。
さらに、2回には、7番・坂之下がレフトスタンドへホームランと、桐蔭が序盤に2点をリードした。

3、4、5回は、投手戦となりゼロ行進。
再び試合を動かしたのは、桐蔭・藤原のバットだった。
6回、先頭バッターとして打席に入ると、ストレートを右中間スタンドへ運ぶソロホームラン。
リードを3点に広げた。

一方、7回までわずか2安打に封じ込められた履正社だが8回裏、反撃に転じる。
ツーアウト1塁から打順がクリーンアップに回ると、3連打で3点を挙げ、一気に同点に追いついた。

しかし、これで火が付いたのか、9回表、桐蔭打線が爆発する。
代打ホームランを含む6本の長短打をつらねて大量5点を入れ、勝負あり。
その裏は、藤原と同じ2年生で、後にドラフト1位で中日ドラゴンズ入りした根尾が抑え、8対3。
大阪桐蔭が甲子園での頂上決戦、「なにわ対決」を制した。


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