Legend Story
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21.01.16
佐藤寿人
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Jリーグで最もゴールを奪った男、佐藤寿人が21年間の現役生活に別れを告げた。
J1通算161ゴールは歴代2位だが、J2での59ゴールと合わせた220ゴールは、歴代1位の記録となる。

埼玉県出身の38歳。
ジェフ市原のユースから、2000年、トップに昇格すると2005年に移籍したサンフレッチェ広島でストライカーとしての才能が開花。
相手ディフェンダーの裏へと抜けるスピードを武器に得点を量産、2012年には、22得点をあげ、得点王とMVPに輝き、チームを初優勝に導いた。
広島では、12シーズンに渡りプレーし、2013年、15年と3度のリーグ優勝に貢献。
また、日本代表としても通算31試合に出場して4ゴール。長きにわたり、日本サッカー界をけん引してきた。

2019年、キャリアをスタートさせた千葉へ戻りプレー、去年12月、最終節の前日に現役引退を発表した。
ラストマッチとなったギラヴァンツ北九州戦。
後半39分、佐藤の名前がコールされるとスタンドからは大歓声。
ファンに向けてガッツポーズを見せて応えると、キャプテンマークを巻いてピッチに立った。

アディショナルタイムも含めた11分、佐藤は、ピッチを走り回り懸命にボールを追った。
ゴールこそ奪えなかったものの、仲間たちを鼓舞し、本拠地での最終戦を2対1の勝利。

背番号と同じ11回、仲間たちに胴上げをされ、引退セレモニーでは、「サッカーを愛するみなさん、これからもかわらずサッカーを愛して下さい!」とファンへ熱いメッセージ。

稀代のストライカー・佐藤寿人は、多くのファンに見守られながら21年間の現役生活に幕を閉じた。


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