Legend Story
  • mixi
  • Facebook
  • ツイッター
  • Google
20.10.24
高橋礼華
null

今年8月、リオオリンピック・バドミントン女子ダブルスで金メダルを獲得した「タカマツペア」の高橋礼華が現役を引退した。

リオオリンピックの決勝、デンパークのペアと対戦し、ファイナルゲームは、16対19と劣勢だったがそこから5ポイントを連取して大逆転勝利。
松友美佐紀との「タカマツペア」は、日本中を熱狂させた。

あれから4年…。
2大会連続での金メダルを目指していた「タカマツペア」、しかし、オリンピックへの切符2枚を巡って3組が争い、「タカマツペア」は3番手と苦戦を強いられた。

ポイント差が大きく開いた上に、新型コロナウイルスの影響により、東京オリンピックが1年延期。
高橋は、気持ちと体が限界にあることを松友に話し、松友も高橋の意思を尊重。
リオオリンピックで頂点を極め、その後は燃え尽き症候群のような状態になったという高橋、そんな姿を間近で見ていた松友も引退については、薄々気が付いていたという。
高校から組んできた2人は、14年目にペアを解消した。

「タカマツペア」が最後に挑んだビッグタイトルは、今年3月の全英オープン。
準々決勝、世界ランキング1位の中国ペアを相手に、1時間20分に及ぶ激戦を制し、勝利。
東京オリンピックの選考レースがこの大会後中断するという知らせを受けていた高橋は、「この試合が最後になるかも知れない」と覚悟で臨んでいた。
翌日の準決勝では、日本の「フクヒロペア」にストレートで敗れたが、完全燃焼。

4年前に金メダルを取った8月19日に引退会見を開いた高橋礼華は「後悔はない」と、爽やかに現役生活に別れを告げた。


----------------------------------------------------------------------------------------------------------------
過去1週間分の番組が無料でお楽しみいただけるradikoタイムフリー
番組を聴いて気に入ったら、SNSで友達にシェアしよう!

10月24日(土)OA分の放送はこちら