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20.05.16
吉田亜沙美
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去年9月、日本の女子バスケットボール界に驚きのニュースが飛び込んだ。
リオ・オリンピックで、日本代表「アカツキファイブ」のキャプテンを務め、チームをベスト8に導いた日本の司令塔、吉田亜沙美が現役復帰を果たした。

吉田は去年3月、所属するJX-ENEOSサンフラワーズの11連覇に貢献し、シーズン終了後に引退を発表した。
理由は、自分が満足するパフォーマンスが出来なくなったこと。
それでも、バスケットボールへの情熱は消えず、湧き上がる東京オリンピックへの思いから、再びコートへと戻った。

吉田は、1987年、東京生まれ。
身長165センチでポジションは、司令塔となるポイントガード。
広い視野と、一瞬で切り込むスピード、相手を翻弄するノールックパスなど、華麗なプレーで観客を魅了、その実力は、日本歴代最高とも称される。
バスケの名門、東京成徳高校では、3年の時にキャプテンを務め、インターハイと国体で優勝。
2005年の東アジア大会では、高校生で唯一日本代表入りを果たした。

高校卒業後は、実業団・JOMOサンフラワーズ、現在のJX-ENEOSに入団。
ルーキーイヤーから主力として活躍し、女子日本リーグや全日本選手権優勝など、数々のタイトルを獲得。

眩いばかりのエリート街道を歩んできたが、2014年には、試合中に前十字靱帯断裂という大怪我を負い、リオ・オリンピックどころか選手生命の危機に立たされた。
それでも、長くきついリハビリに耐え、およそ10か月後に実戦復帰。
リオ・オリンピックの準々決勝では、センター・渡嘉敷来夢とのホットラインが、女王アメリカにも十分通用することを証明した。

集大成と位置づける東京オリンピック、再出発した吉田亜沙美が世界の頂点を目指す。


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