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19.08.17
渋野日向子
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女子ゴルフの海外メジャーの1つ、全英女子オープンで誕生した
ニューヒロイン、渋野日向子。
プロテスト合格からわずか1年、海外メジャー初挑戦で初優勝、
日本勢の海外メジャー制覇は、42年ぶりの快挙となった。

弾ける笑顔がトレードマークで、プレー中は、
ギャラリーと積極的にハイタッチを交わすなどサービス精神旺盛、
海外メディアからは、「スマイリングシンデレラ」と称賛された。

1998年、岡山県生まれの二十歳。
小学2年の時、ソフトボールとゴルフを同時に始め、
ソフトボールでは、エースでクリーンアップを担った。
中学2年からはゴルフ一本に専念。
おととし、高校卒業後に受けたプロテストは不合格だったが、
その後、全英女子オープンでキャディを務めた青木コーチの元
めきめきと実力をつけ、去年プロテストに合格。
今年、国内の大会で2勝をあげ、全英女子オープン出場を勝ち取った。

初日、渋野は、首位に1打差の2位発進すると、
そのまま好調を維持して、3日目を終えて単独首位に立った。
最終日、2位と2打差でスタートしたが、
3番ホールで痛恨のダブルボギーを叩くなど、苦しい展開。
前半を首位と2打差の3位タイで折り返した。

後半、追いかける渋野は、12番ホールで勝負に出る。
253ヤードのパー4と短いながらもグリーン手前には、
池が大きく口を開けて待つコース。
渋野は迷わずドライバーを手にして、池越えのワンオンに成功。
イーグルパットは外したものの、バーディを決めた。
勢いに乗ると、続く13番もバーディで首位タイに浮上。

そして迎えた最終18番ホール。渋野の6メートルのバーディパット。
沈めれば優勝、外してパーならばプレーオフに突入という場面、
渋野は、「ここで決めるか、3パットするか」のどちらかと強気で叩き、
ボールは導かれるようにカップへ消えた。
その瞬間、左手を空へと突き上げた渋野日向子、
ギャラリーからの大歓声にスマイリングシンデレラは、
満面の笑みで応えた。

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