リオ・オリンピックの体操女子団体決勝、平均年齢18歳の若いチームが、48年ぶりの4位入賞を果たした。
北京の5位を上回り、ロンドンの8位からは大きな飛躍となった今大会。
20歳のキャプテン、寺本明日香を筆頭に、寺本より1学年下の村上茉愛、18歳の内山由綺、そしてと杉原愛と宮川紗江の16歳コンビが躍動した。
予選7位の日本は、床運動からスタート。
宮川にラインオーバーのミスがあったものの、続く跳馬では、宮川が15点台の高得点をマークして盛り返し、3人全員が予選を上回る得点を叩き出した。
3種目目の段違い平行棒では、内山が正確な演技で3人の中でただ1人、15点を出して、日本は3種目を終えて3位につけた。
そして最終種目の平均台。
落下の危険性が高く、女子の4種目では最も神経を使うこの種目。
しかし、選手たちは強かった。
村上と杉原が安定感のある演技で着実に得点を重ねると、最後はキャプテンの寺本が演技。
ほとんどぐらつくことのない美しい姿勢と基本に忠実な演技で14.466。
跳馬で高得点をそろえたロシアに逆転され1964年の東京オリンピック以来52年ぶりのメダル獲得はならなかったが、
4年後の表彰台に期待が膨らむ4位入賞に、メンバー全員は笑顔で大会を締めくくった。
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