Athelete News
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15.06.20
コートに舞う、桜の花びらたち
今週の「ATHLETE NEWS」は、さくらジャパンの永井祐司監督、キャプテン・中川未由希選手をお迎えしました。

来年8月5日、日本時間6日に開幕するリオデジャネイロオリンピック。本日より、女子ホッケー日本代表 さくらジャパンが、リオオリンピックの出場権をかけて挑む、「第2回 女子ワールドリーグ 2014-15 セミファイナル」がスタートします。

このワールドリーグは、国際ホッケー連盟、全ての加盟国が出場権を持つ国際大会で、オリンピック・ワールドカップ予選に代わり2012年から新設されました。

セミファイナルは20か国がアルゼンチンとベルギーに別れ、各会場10か国で争います。セミファイナル2会場の上位最大7か国は、リオデジャネイロオリンピックの出場権が与えられます。
日本はベルギーで試合を行います。果たして、オリンピックの切符をつかみ取れるのか?
さくらジャパン 永井祐司監督にお話を伺いました。


永井「最初は5チームの総当たり戦が予選リーグとしてありますので。そこで2位に入って、そうすると次は相手のプールの3位のチームと対戦します。 たぶん、ベルギーかインドになるとは思うのですが、そこに勝てばベスト4、そうするとオリンピックの出場権は堅いかなという事になると思いますので、まずはベスト4に入ることを目標に掲げています。
どこの国も強化をしてきているので、そう簡単には獲得出来るとは思っていませんけども、今の世界ランキングからすれば、日本が出場権を得るのは、かなり可能性は高いと思いますので、我々がいい結果を出して、日本に明るい話題を提供出来ればと思っています。

ー日本の世界ランキングは現在10位。
5チームの総当りでは、ランキング1位のオランダ、9位の韓国、この辺りの試合がカギを握りそうですね。
リオデジャネイロオリンピックの出場権を得ると、日本の球技の中では第一号となります。

期待が高まる、さくらジャパン。ワールドリーグセミファイナル、初戦は明日行われます。
さくらジャパンの強み、そして意気込みについて、キャプテンの中川未由希選手に伺いました。


中川「日本人の良いところだと思うんですけど、チームワーク世界一を目指していまして。
しっかりとチーム戦術を共通理解したうえで、一つのボールに対しての機動力、組織力を武器として世界で闘っていきたいと思っています。
私たちにとっては最後のチャンスだと思っていますし、今までアテネから3大会連続出場してきて、東京オリンピックも決まっていますし、リオに出るか出ないかでホッケー界の盛り上がりも大きく変わってくると思います。なので、必ずリオに出場して、次の東京に繋げていきたいと思います。

ー中川未由希選手のCheer up Songs!は、leccaの「ちから」です。

中川「もともとleccaさんは好きだったんですけど、なんとなく自分が調子悪いなというか、上手くいっていなかった時に出会った曲です。それから、『もう一回がんばろう!』と思わせてくれた曲なので、思い入れがあります。
ホッケーはスピード感と迫力があって、とても面白いスポーツです!
私たちさくらジャパンもリオの出場権をかけて、明日からのセミファイナルで結果を出しますので、皆さん是非、グランドに足を運んでいただいて、ホッケーを見て、さくらジャパンを応援してくれたら嬉しいです。よろしくお願いします!

中川選手は、16歳で代表入り。アテネ大会から北京、ロンドンと3大会連続出場で活躍された、女子ホッケー界のレジェンドです。
ずっと代表でいれば、良いときもあれば、悪い時もある。その心のバランスを保つのは難しいことですよね。こうやって、一つの曲で救われることもあるんですね。

そして、ホッケーはスピードと迫力が面白いというお話がありましたが、国際ルールが変わり、今までは前半後半35分ずつだったのが、15分ずつのクオーター制になりました。より白熱した試合が繰り広げられています。

さくらジャパン、4大会連続オリンピック出場に向けて、みんなで応援していきましょう!