Athelete News
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14.09.20
世界と戦う、16歳が背負う日本



今週の「ATHLETE NEWS」は、バドミントンの新星、山口 茜選手です。
アジア大会直前、ナショナルトレーニングセンターで合宿をしている山口選手にお話を聞いてきました。


ー山口選手といえば、去年の国際大会「YONEX OPEN」で大会史上最年少、そして日本人の初優勝という快挙を成し遂げました。16歳で世界一というのは、どんなお気持ちですか?

「その試合では予選から出て、本選に上がれればいいなというくらいの気持ちでした。まさか自分が優勝出来るとは思っていなかったので、現実なのか分からない状況でした。今も本当かどうかわからないです(笑)」

ー世界ランク的にはトップ10の選手達が集結していましたよね。強い相手と戦う時って、どんな風にメンタルを持っていってるんですか?

「自分が格下で負けてもともと、失うものは何も無いと思うので、挑戦者として思いっきりやるだけなので楽しんでやっています」

【大事なのは楽しむ事!】

ー「YONEX OPEN」も楽しめましたか?

「楽しかったですね。一番は自分が楽しみたいと思っています。楽しそうにバドミントンやるねって言われるので、それは嬉しいですね」

ー優勝してから変化ってありましたか?

「メディアの方に取り上げていただいて、バドミントンのメジャー化にも良い影響になれたんじゃないかと思います。観てもらったら面白いスポーツだと思うんですけど、観るスポーツじゃなくてやるスポーツというイメージがありますが、観てもらっても面白いと思います」

ー山口選手は、どんなところが自分の強みだなと感じていますか?

「身長が小さいんだけど、足を使ってコートの隅まで取って、粘り強くプレーして相手が嫌になるくらい返すところだと思います。小さい分読んで先に動く事を意識してます」

ー身長は何センチですか?

「156センチです。バドミントンの魅力の一つとして、体格差があっても勝てるというのはあると思います。小さいから取れない、負けるというのは嫌なので、そこで一踏ん張り出来るかという事ですね」

ーアジア大会での目標はなんですか?

「アジア大会は団体戦があるので、出させてもらったら、しっかりチームに貢献出来る様に頑張りたいと思います」

ーライバルとなる選手はいるんですか?

「アジアはバドミントンの選手はどこの国も強いと思うので、しっかり自分のプレーをして、いつも通り楽しめる様に頑張りたいと思います。楽しそうだなと思ってもらってもいいし、見てて面白いプレー、驚く様なプレーを「こんなところに打つんだ」とか思ってもらえたら良いですね。見てる人も笑顔になれると思うし、みんなが笑ってくれたらいいなと思います」

ー最後にリスナーの皆さんにメッセージをお願いします

「いつもたくさん応援していただきありがとうございます。これからも自分も楽しんで、観ている方にも楽しんでいただけるようなプレーをしていきたいと思います。これからも応援お願いします!」