20.03.21
チーム全員で戦う
最終回の今日は、広島東洋カープ 西川龍馬選手をゲストにお迎えしました。
西川龍馬選手は、1994年12月10日生まれ。大阪府のご出身。
現在25歳。
福井県の強豪・敦賀気比高校から社会人野球・王子を経て、2015年ドラフト5位で広島に入団。
打力の高さには定評があり、1年目から左の代打として活躍。
誰もが認める打力を生かすため、2018年秋から外野にコンバート。
昨シーズンは外野の定位置を奪って自己最多138試合に出場し、規定打席に到達。リーグ6位の打率2割9分7厘の成績を残しました！
今シーズンは、広島東洋カープ、リーグ優勝奪回のキーマンとして期待されています。
去年は外野挑戦もあったし、色んな打順で打ちましたし、色々な記録もあったのですごく濃いシーズンだったなと思います。
──昨シーズン、後半戦から1番打者として打線を牽引していましたよね。打順についてはどう考えられていますか？
自分的には特にこだわりはないので、「ここで打て」と言われたらその仕事をするというか、打順はどこでも出来る自信はあります。
言われた所（打順）でやります。
──練習方法など、意識が変わったところはないですか？
あんまりないですね。あまり自分の“持ち味”は変えたくないので。
──新しい監督になって、何か変わった事はありますか？
ガラッと変わった事はないんですけど、キャンプの初日からピッチャーと野手が一緒にベースランニングをしたり、監督がずっと言っている『一体感』というか『チーム全員で戦う』ということが、初日からのベースランニングに現れていたんじゃないかなと思いますね。
──西川選手のバッティング技術はチームメイトの鈴木誠也選手も「天才だ」と称賛するほどですが、バッティング技術の高さの秘訣は？
どこでも振ってしまうので。ボール球でも振って当たっちゃうので、その辺りは人とは違うかな、とは思います。
──バットにも秘密があると伺ったのですが。
バットは、プロに入ってからもずっと替えていないですね。
他の選手の物と比べてちょっと細くて短いかなと思います。
──どうやってそのバットに出会ったんですか？
最初は、日本ハムの翔さん（中田翔選手）のバットの見た感じが“良いな”と思ったので、「もらえないですか？」と聞いて、もらったのがきっかけです。
そこから自分の形にしていきました。
あまりごちゃごちゃ考えたくないタイプなので、打席に入る前にある程度（頭の中を）整理して、打席に入ったら「しっかり自分のスイングをする」ことだけ考えています。
──今年はいよいよ東京が開催されます。
西川選手は社会人野球時代に社会人日本代表、プロ入り後は2018年ENEOS侍JAPANシリーズで代表に選ばれていますが、日本代表、侍JAPANへの想いを聞かせてください。
正直、選ばれるとは思っていないので、とりあえずはシリーズに集中していこうと思っています。
「もしかしたら」があればいいですけど、まずはやっぱりシーズンの方が先ですし、シーズンで結果を出さないと（日本代表に）入れないと思いますので。
──今シーズンの個人的な目標を教えてください。
143試合、全部レギュラーとして出たいです。
今年こそはフル出場で、怪我なく頑張りたいなと思っています。
──番組では、ゲストの方にCheer Up Songを伺っています。西川選手の心の支えになっている曲を教えて下さい。
GReeeeNの「道」という曲です。
一番辛い時期に、一番聴いていた曲です。
──一番辛かったという時期はいつですか？
中学生の頃ですね。
──どういう風に辛かったんですか？
野球チームが厳しくて、朝起きるのも嫌だし、次の日になるのも嫌だし…。
今考えたら、中学生の頃が一番辛かったなと思います。
その時に一番聴いていたのがこの曲かな。
──今でも聴きますか？
聴きます。（当時のことを）思い出すから嫌なんですけどね（笑）
でも、よくこの曲を聴いて頑張ってましたね。
今週のゲスト、広島東洋カープ 西川龍馬選手のサインボールを1名様にプレゼントします！
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