20.02.29
チームの為にできることを
會澤翼捕手は、1988年4月13日生まれ。茨城県のご出身。現在31歳。
2006年水戸短大附属高校からドラフト3位で広島東洋カープに入団。
2016年に頭角を現し攻守両面でチームを牽引し、リーグ3連覇に貢献しました。
13年目の昨シーズンは優勝を逃したものの自己最多の126試合に出場、
得点圏打率はリーグトップの3割5分1厘をマーク。
3年連続ベストナインにも選出されました。
昨年、プレミア12では、決勝の韓国戦でスタメンマスクを被り、
世界一に輝きました。
今シーズンは、リーグ優勝奪回、東京オリンピック出場が期待されます。
チームの順位が4位というところですごく悔しいシーズンになりました。
今年はV奪回ということと、チーム一丸となって日本一になれるようにやっていきたいと思います。
──そのために、會澤捕手には何が必要になってくると思いますか？
佐々岡監督も言ってますけど、一体感ですね。同じ方向を向いてチームとして力を合わせてやっていけば自ずと良い結果が出るとは思ってます。
僕も年齢が上の方になってきましたので、若い子のメンタル面とかも必ず見るようにはしています。
──今は様々なデータを分析する時代になってきましたけれども、データだけではないところも見ているんですね。
そうですね。昨年まで選手会長もやらせていただいてたので、チームの雰囲気だったりとか一人一人の今の状況だったり、そういうところも見るようにしています。
──會澤捕手は、2年間選手会長を務めてらっしゃったんですよね。今シーズンからは田中広輔選手にバトンを渡されました。
田中選手とはどんな会話をされたんですか？
広輔も広輔で思うところがあると思いますし、僕は広輔のサポート役だと思っています。サポートをしながら、広輔がしんどい時は助けてあげながらっていう感じですかね。
シーズンと短期決戦というは別だと思っていますし、日の丸のプレッシャーというのも出てないと経験できないものだと思います。
だけど、やっぱり僕はキャッチャーなので、たくさん良いピッチャーがいてどういう練習をして、
マウンド上でどういう風な考えをしてるかっていうのは聞いてたので、それは若い子に参考がてら言うようにしていますね。
──侍ジャパンには、巨人の小林誠司捕手だったり、ソフトバンクの甲斐拓也捕手もいらっしゃいます。ポジション争いというところでも熾烈な争いになっていくんじゃないでしょうか。
そうですね。小林も甲斐もすごく良いキャッチャーなので、この二人がいたから世界一になれたと思ってますし、他の捕手もそうですけど切磋琢磨しながらいけたらいいなと思ってます。
──ライバルというよりも同じチームという感覚なんですね。
そっちの方が強いですね。日の丸を背負って日本代表でやるということは、そういうことだと思っています。
一生に一度、あるかないかのオリンピックだと思っています。自国開催ですし、出たいっていう気持ちの方が強いです。
けど、まずは自チームでしっかりと結果を残さないと選んでいただけないと思っていますので、まずは自チームで結果を残していけたらと思っています。
──會澤捕手にとってカープとは何でしょう？
人として成長させてくれた場所ですね。野球以外の會澤翼というの育ててくれた球団です。
本当に感謝の気持ちしかないです。
──番組では、ゲストの方にCheer Up Songを伺っています。會澤捕手の心の支えになっている曲を教えて下さい
TM NETWORKの「Get Wild」です。
シティーハンターが好きだというのもありますし、冴羽リョウが好きだったというのもあるんですけど、すごくかっこいいなと思って登場曲にもさせてもらっているんです。気持ちが入る良い曲だと思っています。
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