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19.10.12
ラグビー日本代表の勢い
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今週の「Athlete News」は、人気ドラマ『 ノーサイド・ゲーム 』にて佐々一役を演じた落語家・林家たま平さんをゲストにお迎えしました。

林家たま平さんは、1994年生まれ。現在25歳。
祖父は林家三平師匠、父は林家正蔵師匠と落語家一家で育ちます。
中学、高校とラグビーの名門 明大中野でラグビー選手として活躍。
高校時代には、東京都選抜にも選ばれました。
その経験を活かし、社会人ラグビー部を舞台とするヒューマンドラマ
『ノーサイド・ゲーム』で佐々一役を演じ人気急上昇中の落語家です。


──日本でラグビーワールドカップが行われるというのは、やはり特別な思いがありますか?

そうですね。これほど嬉しいことはありません!

──日本は現在3連勝です!

破竹の勢いですね!日本の素晴らしいところというのは、チームの組織力なんですね。
ラグビーにとって一番大事なのは、フィジカルよりもメンタリティなんですよ。精神面が一番大事で、今回日本代表は半数近くが外国人選手が多いんですけど、外国人選手の方が日本を詳しく知ってるんです。
主将のリーチマイケルさんなんか、国家の君が代の「苔のむすまで」の苔ってなんだろうって考え始めて、調べて実際に見に行ったらしいですよ。
今回のワールドカップでは、今までの国歌斉唱のイメージと違って戦う前の日本の男たちの勇ましい一面がある国歌斉唱になったのかなと思います。

──今回のワールドカップで国歌斉唱のときも、今までの国歌斉唱のイメージと違って戦う前の日本の男たちの勇ましい一面がある国歌斉唱になったのかなと思います。

よくそこに気づきましたね!素晴らしいです。
日本のスクラムは低いんですよ。体重は相手の方が平均的に10キロくらい重いんですけど、それでも勝っているというのは、チームとしての結束力だと思います。みんな目指す方向が一緒なんですよね。
ワンチームという高い目標を掲げてやっていますし、日本のフォワードはいま世界で有数の強固なフォワードになってます。
ラグビーは15人でやるんですけど、面白いのが日本のサブメンバー。16番から23番のベンチにいるメンバー、これがいま世界で一番強いって言われているんです。
海外のチームからは「インパクト」と言われていて。特に突出してすごい人というのが、21番を背負ってるスクラムハーフの田中選手。
やはりベテランですので、「いつでも行けるんだぞ。俺が後ろに付いてるからお前たち思い切り行って来い!」っていう安心感があるので、前に出てる若手の選手たちはものすごく安心してラグビーができていると思います。
いつでもどこでも対応できる日本の柔軟性というのがそこに体現されてるのかなと思いますね。
田中選手はヒゲを生やしてるんですけど、これには理由がありまして。
田中選手、ゲームセンターが大好きでゲームセンターで夕方頃ゲームをしてたら地元のヤンキーに絡まれたらしくて、そこでナメられないようにヒゲを生やしたそうです(笑)。

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──そして、明日は大事なスコットランド戦!

来ましたね! ただ、台風でどうなるかわからないんですよ。

──選手たちは本当に一生懸命4年間準備してきたので、中止で順位が決まってしまうのは悲しいですね

ちょっと納得いかない部分もありますね。

──スコットランドには付け入る隙というのはあるのでしょうか?

9番のグレイグ・レイドロー選手が、とりわけ足が速いだとかパスが上手いというわけではないんですけど、とにかく正確無比なキック、それから35歳でキャプテンなので、チームを統率するんですよね。
ものすごく顔もカッコイイんですよ!チームメイトからはアイアンマンと言われているそうです(笑)。
それだけ影響力のある選手なので、その人にクレバーな動きをさせないようにするのが課題じゃないですかね。

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──日本チームでキーマンとなる選手はいますか?

私は大会前から口を酸っぱくして言ってるんですけれども、姫野和樹さん。実は、学区は違うんですけど同級生なんですよ。
遠くからプレーを見たことがあるんですけど、その頃から別格でしたね。

──どんなところが一番すごかったですか?

やはり日本人離れしたフィジカルですよね。180センチ後半の身長を持っていて、海外と比べるともっと大きい人もいっぱいいるんですけれども、その中でも当たり負けないんです。
足をかいてがむしゃらに前に突進していく姿が素晴らしいなぁと思います。
今回『ノーサイド・ゲーム』に出演していた里村役の方が、佳久創さんという方なんですけど、お父さんが中日の元ピッチャーの郭源治さんなんです。
一緒にオーディションを受けたんですけど、佳久創さんは明治大学出身で元トヨタ自動車ヴェルブリッツの選手なんです。

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──そんなつながりもあるんですね!

なので、撮影中にも「姫野くんどうですか?」みたいな話をするんですよ。佳久さんも「やっぱりあれはちょっと怖いよ〜」と言っていたので、味方からしても怖いと言われている選手なんだなと思いましたね。

──そして松島幸太朗選手も注目ですね

松島選手とは中学生のときに一度対戦したことがあるんですけど、すごかったですね。目の前から消えるんです! ステップが鮮やかでキレッキレなんですよ。
一番注目してほしいのは松島選手の試合後の髪型ですね。大体仕事終わった後の実験失敗した博士みたいな髪型になってますから(笑)。
松島選手は、試合前は髪の毛を一定方向に流してるんですよ。終わると孔雀のようになってしまっているので、そこも注目です。

──番組では、ゲストの方にCheer Up Songを伺っています。林家たま平さんの心の支えになっている曲を教えて下さい

エリック・クラプトンの「Change The World」です。
たまたまラジオを聴いていたらすごく心温まる曲が流れてきて。曲に惚れてしまったんですよね。どんなに焦っている状況でもこれを聴くと落ち着くんです。

──最後に、日本代表ベスト8進出に向けて、なぞかけで締めていただけますでしょうか

ここまで来たら優勝でしょう!
それでは、ラグビー日本代表とかけまして、満塁ホームラン2本ととく。
その心は、発展(8点)間違いなしです!


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今週のゲスト、林家たま平さんの“サイン色紙”をプレゼントします!
ご希望の方は、番組WEBサイトのメッセージフォームからお送りいただくか、Facebookのアカウントをフォローしてコメントをしてください。
当選者には番組スタッフからダイレクトメッセージを差し上げます


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