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Athelete News
19.11.02
アスリートとモビリティの未来
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今週の「Athlete News」は、「第46回東京モーターショー2019」青海展示棟 Bホール「未来をあそぼう‘PLAY THE FUTURE !’ 」 トヨタブースのステージで行われた公開収録の模様をお送りいたしました。
ゲストにお迎えしたのは、元女子サッカー日本代表・丸山桂里奈さんです。

来年に迫った2020東京オリンピック、
アスリートとモビリティの未来について、お話を伺っていきました。


──丸山さんは、車がお好きなんですよね?

そうなんです。何が好きって聞かれたら車と答えるくらい、ほぼ車に乗っているんです。今日もここまで自分で車を運転して来ました。

──いい結果が出たとき、そうではないとき、車の中の移動時間というのが重要だったりしますか?

すごい重要ですね。大人になってからなかなか一人の時間って取れないんですよね。
サッカーの場合は働く場所も一緒だし、練習や寮も一緒だったりするんです。そうなると、車でしか一人の時間がないんですよね。

──その日の試合を整理したりすることもあるんですね

その通りですね。車の中だと全部整理されます。

──アスリートにとっては、モビリティは重要なんですね。これからの車は、どんな車になっていって欲しいですか?

先ほど歩いてブースを見させていただいたんですけど、本当に車なの?って思うくらい見た目もカッコいいし、近未来な感じがします。それくらい進化していてビックリしました!

──東京2020では選手の移動などでも使用される、自動運転技術を活用した『e-Palette』や、
トヨタブースでも水を運んで活躍している『Micro Palette』があります。
さらに、今回別会場の「FUTURE EXPO」でも聖火ランナーの伴走車となるLQも展示されているんです。
こちら、2年前の東京モーターショーで「Concept-愛i」という名前で登場していました。こういったテクノロジーが確実に私たちの生活に反映されていくわけですが、やはり、安全面がより高まっていくというのは一番重要なことですね。


重要ですよね。私も車に乗っているときには安心や安全というのを一番大事にして乗っているので、それがもっと進化していろんな車が出てくるのは夢のようです!

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──スポーツの世界でもAIというのは活躍しているんですか?

最近、サッカーにVAR(ビデオアシスタントレフェリー)が導入されたらしいんですけど、あれをAIだと思っていたんですよね(笑)。

──イングランドではAIの監督が導入されているというニュースもありましたね。バレーボールなんかでは試合中、タブレットでプレーが見れたり、選手の動きが解析できたりしますが、サッカーもそういうのはあるんでしょうか?

分析したりするのはあると思いますけど、それは人がやっていますもんね。でも、私は監督がAIになるのは賛成だと思います。
監督って怖い人が多いじゃないですか。AIって怖くないし、的確なことを言ってくれるっていう信頼感もあるし、平等にみんなを見るから私は良い気がします。

──ここからは、なでしこジャパンについてもお話を伺っていきたいと思います。
丸山さんはアテネ、北京、ロンドンオリンピックと3大会に出場!ロンドンオリンピックでは銀メダル!さらに前年のワールドカップでは見事、優勝されました。
そして、なでしこジャパンは来月、南アフリカと強化試合が行われます。
南アフリカと言えば、ラグビーワールドカップで日本代表が破れた相手でもあります。丸山さんはラグビーワールドカップ観ていましたか?


観てました!日本が敗退してしまってからも観ていて、今まではラグビーを観たことがなくてルールも全然わからなかったんですけど、1試合ずつ観ていく中で覚えたりしました。
観ているだけでも元気をもらえますね!

──ラグビーの試合をご覧になっていて、サッカーとの共通点は感じますか?

はい。まず一番共通しているのは競技する場所が芝というところですね。それとチームワークが大事なので、そういうのも似ているなと思います。

──話を戻しますが、丸山さんがなでしこジャパンに在籍していたときは、監督は佐々木則夫監督でした。
選手との距離も近く、良い雰囲気だったように見えましたが…


そうですね。距離は近かったです!
監督ってちょっと怖いイメージがありますけど、則さんの場合は私たちの横に来て横から喋るみたいな、同じ目線で喋ってくれるから則さんが言うことは聞きやすいし、私たちも意見を言いやすいという環境でした。

──2016年からは監督が変わり、高倉麻子監督になりました。高倉さんは選手時代はどうでしたか?

選手のときは一緒にはなってないんですけど、代表で活躍されていた選手ですし、知っている選手が監督になるというのはすごく嬉しいです。海外だと女子の監督が多いんですよ。

──ただ、今年のFIFA女子ワールドカップフランス大会では、ベスト16敗退してしまいました

ワールドカップのときはオランダと対戦したんですけど、オランダも良いところまで行ったんですよ。
なので、あそこで日本が勝っていたら日本もそこまで行けただろうし、本当にちょっと差で変わった結果だと思うので、東京オリンピックでは絶対にメダルは取ると思います。
今の若い選手ってすごくテクニックがあるんですよ。あとはコミュニケーションだったり、選手同士の相性がうまく噛み合えば良いところまでいくと思います。

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