●「神田松之丞 講談入門」

『「講談」と「落語」の違いは、フィクションとノンフィクションという言い方をする』という三戸さん。
講談師と落語家の喋りの違いというのは、講談師の方がト書きのナレーションのイメージ。
落語は会話、会話だけで情景を浮かばせる。こちらはナレーションなので俯瞰で見ているという感覚なんだとか。

初めて講談を聞く人に「講談と落語の違いって何ですか？」と言われた時は……
「メロンとスイカの味を聞いてるみたいな感じなんですよ。食えば分かるっていう」と語る三戸さん。
同じ台本で一言一句台詞が同じでも、“この人だと面白い、この人だとつまらない”喋る人によって、聞こえ方が全然変わってくるそうなんですね。

そんな、神田松之丞さんの著書「神田松之丞 講談入門」は、河出書房新社から絶賛発売中です！　

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