-musiCuration by Sony Park Mini-
ON AIR REPORT / 2022.08.17 update
-musiCuration by Sony Park Mini-
映画、アート、食、ファッション、ショッピングなど幅広い分野をテーマにしたSony Park Miniのコンセプトからインスパイアされた音楽をキュレーションしていきます。
現在建設工事中のGinza Sony Parkに隣接する西銀座駐車場の地下1階にあるSony Park Mini。
実験的POP-UPスペースとして、訪れるたびに新しいプログラムとの出会いがある場を作っています。
そんなSony Park Miniで、現在開催中のプログラムが、『時折織成/時折一息(ときおりおりなす/ときおりひといき)』
このプログラムを担当するのは、年代物のオープンリール式テープレコーダーを演奏する音楽グループOpen Reel Ensembleとしても活動していて、和田永さん。
今回の展示は、台の上に置かれたオープンリール式テープレコーダーが1台あって、その下に、アクリルの容器があるんですが、オープンリールが再生されると低音が流れ、磁気テープがアクリルの容器へと落ち、テープが容器内に溜まっていくという仕組みになっています。そのテープが、時間の経過とともに折り重なり、独特の模様が空間に織り込まれていく。
さらに、容器の中にテープが積もると、今度はテープが音を読み取りながら高速で巻き上がり、今までの模様は消滅し再び新しい模様が織りなされていく。そんな時間の経過とともに変化する作品となっています。
<今回のプログラムからインスパイアされた楽曲>
♪ Massive Attack「TEARDROP」
♪ Joji 「SLOW DANCING IN THE DARK」
♪ 砂原良徳「Earth Beat」
こちらのプログラムは、明日木曜までの開催となります。