Message in the Music/The Subdudes
ON AIR REPORT / 2022.05.10 update
時代を超えて、届く、音楽のメッセージを紐解く 「Message in the Music」
ブロードキャスターのピーター・バラカンさんが毎日1曲選曲。
今日紹介いただいたのは
The Subdudes「One Word (Peace)」(2006年)
2006年に発表された曲「One Word (Peace)」.
歌ったのはニューオリンズのアコースティック風、アメリカーナという部類に入るグループ、Subdudes(サブデューズ)。
この曲は反戦ソング。
2006年はイラク戦争が3年続いて、多くの人が「やめるべきだ」と考え始めていた時期で、歌詞を見ると、彼らの気持ちがよくわかると思う。
「ある男が街角で看板を持って立っている。通りかかった車の人たちが彼に向かって何か罵っている。何を読んでそんなにカッカしているんだろう。見てみるとそこに書いてあるのは一言だけ。“平和。街の中に平和”」
「外国で一人の男が跪いて祈りながら、今日は爆弾がどこに落ちるのか考えている我々のリーダーは、彼を恐れるべきだと言うけれど、私は何よりも愛が強いと思っている」
そして最後の歌詞のところ。
「平和のことをみんなが話題にしている。それぞれが何か意見がある。それを獲得するためには、一つの方法しかない。それは、自分から始まることだ」つまり、“理想めいたことを言ってもはじまらない。まず自分の日常の行動から平和というものを実行する。そこから始まるしかない”ということ。
とても心に響いて、当時ラジオで何回もかけた曲です。
ブロードキャスターのピーター・バラカンさんが毎日1曲選曲。
今日紹介いただいたのは
The Subdudes「One Word (Peace)」(2006年)
2006年に発表された曲「One Word (Peace)」.
歌ったのはニューオリンズのアコースティック風、アメリカーナという部類に入るグループ、Subdudes(サブデューズ)。
この曲は反戦ソング。
2006年はイラク戦争が3年続いて、多くの人が「やめるべきだ」と考え始めていた時期で、歌詞を見ると、彼らの気持ちがよくわかると思う。
「ある男が街角で看板を持って立っている。通りかかった車の人たちが彼に向かって何か罵っている。何を読んでそんなにカッカしているんだろう。見てみるとそこに書いてあるのは一言だけ。“平和。街の中に平和”」
「外国で一人の男が跪いて祈りながら、今日は爆弾がどこに落ちるのか考えている我々のリーダーは、彼を恐れるべきだと言うけれど、私は何よりも愛が強いと思っている」
そして最後の歌詞のところ。
「平和のことをみんなが話題にしている。それぞれが何か意見がある。それを獲得するためには、一つの方法しかない。それは、自分から始まることだ」つまり、“理想めいたことを言ってもはじまらない。まず自分の日常の行動から平和というものを実行する。そこから始まるしかない”ということ。
とても心に響いて、当時ラジオで何回もかけた曲です。