「忙しい」を表す英語って?
ECC WEEKEND CONNECTION / 2021.12.03 update
いよいよ12月になりました。
毎年思いますが、1年ってあっという間に過ぎていきますね。そして、12月はいつだって忙しい・・・。そう「師走」ですもんね。
「師走」。
その言葉の由来は、諸説あるようです。特に有名なのは、師走の「師」が「僧侶」であるという説。その昔、年末は、僧侶を招いて読経などの仏事を行う家が多かったので、お坊さんが忙しく走り回ることとなり、「師が馳せる(しがはせる)」から「師馳す(しはす)」になったという説。また、「師走」の「師」は「御師」という神職のことで、この季節は神社の参詣者の案内をしたり、祈祷を行ったりするのに忙しくなるから、「師走」と呼ぶという説。
さらに、12月は今年最後の仕事が終わり、1年が終わる事を表す、「年が果てる」という言葉から、「年果つ(としはつ)」→「しはす」と変化したという説。さらにさらに、「四季の果てる月」を意味する、「四極(しはつ)」が変化した説などもあって、はっきりしたことはわかっていません。
今放送を聞いている方の中にも、思わずこんなフレーズを言ってしまうこともあるかもしれません。
「うわ〜、忙しすぎてゆうべ2時間しか寝てないから辛いわ〜!」
「Man, I was so busy that I only slept two hours last night, and it's killing me!」
「うわ〜」は日本語でいうところの感嘆詞、「嗚呼」ってことですが、
英語でMan! やOh man!とよく言います。なぜか知らないけど!笑。
おお男子!じゃなくて、なんだよもう!とか、おいー、とか、そういう感嘆詞です。
しまった!とかなんてことだ!なんて時にも使えます。
そして、辛いわー!ですが、しんどい!もう無理!という意味の
It's killing me!
これはフレーズとしてまるっと覚えてみましょう!
Man, うわ〜
I was so busy that 忙しすぎて
I only slept two hours last night, ゆうべ2時間しか寝てないから
and it's killing me! 辛いわ〜!
「忙しい、忙しい」と言いますが、「忙しい」を英語にすると、皆さんどんな単語を思い浮かべますか?ほとんどの方は「busy」ではないでしょうか?実は、この「busy」を使って、「忙しい」という意味を表すフレーズは色々あるんです。
例えば「He’s a busy bee.」も「忙しい」を表す言葉。
「ハチ(bee)のようにとても忙しい」という表現です。
さらに「I really need some help.」
直訳すると、「本当に何かしらの手伝いが必要」となりますが、
こんな言葉も「忙しい」を表すフレーズです。
他にも、ビジネスライクな場所で使う「忙しい」状況を表す英語表現もあります。
例えば・・・
「Now’s not a good time.」「今はちょっと都合がよくありません。」
「I have something on that day.」「その日は用事があります。」
「Can I take a rain check?」「また次の機会でもいいですか。」などなど。
先ほどご紹介したカジュアルな言い方とは少し違って、
気遣いたっぷりの、遠回しな「忙しい」です。
こちらも一緒に覚えておきましょう。
そして、ビジネスシーンでよく使う、
「お忙しいところ申し訳ございませんが・・・」というフレーズってありますよね?
これは「I’m sorry to disturb you.」こんな言葉を使ってみてください。
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