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自然災害でよく使われる英単語と、英語フレーズとは?

ECC WEEKEND CONNECTION / 2021.09.03 update
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毎年9月1日は防災の日。そして、防災の日を中心とした1週間が、防災週間となっています。この時期は、防災訓練や、グッズの点検など改めて防災への意識を高めている方も多いのではないでしょうか?防災の日は1923年、大正12年の9月1日に発生した関東大震災にちなんだもので、関東大震災の教訓を忘れない、という意味と、この時期に多い台風への心構えという意味を含めて、1960年(昭和35年)に制定されたものです。

地震、台風、火災、雷、そして、最近では大雨・洪水など、様々な災害が起きた時、例えば、近くに外国の方がいた場合、どうやってその危機を伝えますか?また、もしこれから先、海外に行った時に災害が起こっても、英語ニュースなどで流れる英単語や英語フレーズをあらかじめ学んでおけば、いざ緊急事態に陥っても慌てずにすむはずです。

今回は災害の中でも、特に自然災害でよく使われる英単語と、英語フレーズを勉強してみましょう。

まず、災害は英語で“disaster”と言います。
財産や生命を失うような突然の大きな災難を表し、特に自然災害“natural disaster”でよく使われます。語源はイタリア語の「星周りの悪い」「不運な」を意味する“disastro”と言われています。ほかにも、世界の広い範囲で起こる大災害の場合は“catastrophe”と表現することもあります。

そして、次に主な自然災害“natural disaster”の英単語をご紹介します。

地震は、earthquake
台風は、typhoon
大雨は、heavy rain
洪水は、flood
大雪は、heavy snow
噴火は、volcanic eruption

こちらもあわせて覚えて、非常時に備えておきたいものです。

さらに一歩進んで・・・。
もしここ日本で地震が起きた場合、近くに外国の方がいた時、
こんなフレーズを覚えておけば役に立つかもしれません。

「気をつけてください。余震があるかもしれません。」

「Please be careful. There might be aftershocks.」

さらに、日本では地震の大きさをマグニチュードよりも「震度」で伝えるのが一般的なので、こんな説明もできるといいかもしれません。
Seismic intensity means how much a certain place shook.
震度とは、ある場所がどれくらい揺れたかを表すものです。

The scale ranges from 0 to 7.
0から7までの範囲で表されます。

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さて、自然災害はいつ起こるか分かりません。そして、その時近くに誰がいるかもわかりません。もし、日本語があまり得意ではない外国の方が隣にいた場合、どのようなアドバイスを送ればいいでしょう?

例えば、大阪府では「Osaka Safe Travels(オオサカ セーフ トラベルズ)」というサイトとアプリを紹介しています。これは、大阪を訪れる外国人旅行者の方の大阪滞在が安心で快適なものになるよう、災害時などに必要な情報を12言語で提供するウェブサイト。スマートフォンアプリもあります。

土地勘のない外国人旅行者の方にも分かりやすいように、マップやGPSを活用して、避難場所や鉄道運行情報を表示しています。また、アプリをインストールすると、地震が発生した場合など、プッシュ通知で情報をお知らせしてくれます。

東京都では、東京を訪れる外国人旅行者の方や、都内在住の外国の方向けに、「外国人のためのヘルプカード」や、「防災リーフレット」を作成・配布しています。防災リーフレットは、やさしい日本語版に加えて、中国語・韓国語・英語・タガログ語・ベトナム語・ネパール語などがあり、“こんな時にどうすればいいのか?”というものがイラスト付きで掲載されています。無料でダウンロードできるので覚えておくと役に立つかもしれません。

そして、通勤通学の途中、災害にあった場合、このフレーズを覚えておくといいかもしれません。

「電車は全て運休しています。」

「All trains are out of service.」

地震や、水害、雷などによっても起こる、電車の遅延。どうしていいかわからなそうな方がいたら、このフレーズを伝えると、少し安心してもらえるかもしれません。

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