環境問題とともに英語のお勉強
ECC WEEKEND CONNECTION / 2021.05.28 update
突然ですが、質問です。
みなさん、今、環境のためにしていることって何かありますか?
エコバッグなどは、だいぶ定着してきましたね。
ペットボトルをやめて、マイボトルを持参している人もかなり増えました。そんな中、私たちの生活に身近な企業も、環境への配慮を続けています。例えば、無印良品。先月、飲料全般のボトルを、循環型資源であるアルミ素材に切り替えることを発表しました。アルミ素材を選択した理由としては、回収ルートが整備されていて、高いリサイクル率があること。さらに、賞味期限延長によるフードロスの削減も考えられているそうです。
また、スーツでおなじみ、「洋服の青山」には、「エコバッグに変化するジャケット」が先月登場しました。ジャケットの背中の面にファスナー付きのポケットがあって、袋状の中の生地を取り出して、ジャケットを収納すると、バッグの形に変化するというもの。バッグとして使った後に、生地を広げてもシワが気にならないので、すぐにジャケットとして着ることができるという、新しいジャケットです。
そこで、今日は、こんなフレーズを覚えてみましょう。
「(こうしたことは)環境問題を考える、いいきっかけになるね!」
「This would be a good opportunity to think about environmental issues!」
いいきっかけ、というのはいい機会のこと!
なので good opportunity
good chanceでもいいけど、
opportunityはオフィシャルな場面でよく使います。
そして、issuesは課題や問題のこと。
気候変動は、climate change
大気汚染は、air pollution
など、具体的にはいろいろある環境問題、どれも大事なissues、課題です。
This would be a good opportunity (こうしたことは)いいきっかけになります
to think about 考えるには
environmental issue. 環境問題を
これをきっかけに話せるようになってみましょう!
環境問題の話題が出ましたが、「持続可能な開発目標」=「SDGs」もだいぶ浸透してきましたね。SDGsは「Sustainable Development Goals」の略。2030年までに世界が達成すべきゴールを表したものです。SDGsは17の目標と169のターゲットで構成されていますが、今日はその目標の中から、いくつかの基本単語を覚えてみましょう。
「貧困をなくそう」=「No Poverty」
「質の高い教育をみんなに」=「Quality Education」
「ジェンダー平等を実現しよう」=「Gender Equality」
「人や国の不平等をなくそう」=「Reduced Inequalities」
「気候変動に具体的な対策を」=「Climate Action」
他にも、「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」「パートナーシップで目標を達成しよう」などの目標があります。
そして、2020年版、世界のSDGsランキングで上位を示しているのは北欧の国で、1位はスウェーデン。日本は17位でした。「達成に近づいている」という評価を受けているのは、SDGsの17の目標のうちたった3つだけ。中でも、「大きな課題が残っている」にカテゴライズされたのは5つ。
●ゴール5|ジェンダー平等を実現しよう
●ゴール13|気候変動に具体的な対策を
●ゴール14|海の豊かさを守ろう
●ゴール15|陸の豊かさも守ろう
●ゴール17|パートナーシップで目標を達成しよう
ここが今、日本が頑張るべきところかもしれません。目標達成に向けて、一人一人が努力していきましょうね。
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