Thank youの種類。
ECC WEEKEND CONNECTION / 2021.03.12 update
この時期、卒業や人事異動、さらに今週末、ホワイトデーがあったり、お世話になった人や、大好きな人に、何かと感謝を伝える時期でもあります。
英語で感謝を伝えるとき、すぐに思い浮かぶのは “Thank you.”ですよね?日本人にとって最もなじみ深い英語表現の一つが“Thank you.”。ですが、いろいろな副詞句を加えることで感謝の度合いを強めることができます。副詞句というのは、「動詞や形容詞、副詞、文全体などを修飾する2語以上のまとまり」のこと。ちょっと難しくなってきそうなので、わかりやすく、例文をご紹介します。
例えばこんな感じ
Thank you so much.
本当にありがとうございます。
Thank you from the bottom of my heart.
心(の底)から感謝します。
I can’t thank you enough.
いくら感謝しても、し足りません。
最後のフレーズは、
直訳すると「十分に感謝することができません」ですが、
「これ以上感謝しきれないくらい感謝している」という意味になります。
こんな風に、自分の気持ちを表すには、
“Thank you.”だけじゃない言い方を覚えておくといいですね。
また、
“Thank you”のあとに“for〜”と付け加えることで、
「〜をしてくれてありがとう」というように、
何に対して感謝をしているのか具体的に伝えることができます。
例えば
Thank you for taking the time to talk with me.
お話しするお時間をいただきありがとうございます。
Thank you for the wonderful gift.
素晴らしいプレゼントをありがとうございます。
Thank you for your cooperation despite your busy schedule.
お忙しい中、ご協力いただきありがとうございます。
“for〜”と続けることで“Thank you.”だけで終わるよりも、
表現の丁寧さが増すので、ぜひ意識してみてください。
続いては、ビジネスシーンにおいて、よりフォーマルに感謝を伝えるフレーズ。
まず覚えておきたい、一番シンプルなフレーズがこちら。
I appreciate it.
感謝します。
ビジネス英語では、
動詞の“appreciate”(感謝する)や、
形容詞の“grateful”(感謝している)などを使うと、
よりフォーマルに感謝の気持ちを伝えることができます。
目上の方や、上司、取引先などにお礼を伝えるときには、ぜひ使ってみてください。
また、相手の厚意を断るとき
「お気持ちだけで十分です」というニュアンスってありますよね。
そのお礼を伝えることができるフレーズはこちら。
Thanks anyway.
(何はともあれ)ありがとう。
“anyway”は「とにかく」という意味をもちます。
例えば“Do you need any help?”(何か手伝いましょうか?)と聞かれて、
“No, I’m fine.”(いいえ、大丈夫です)と断った場合、
“Thanks anyway.”と続けると、相手の厚意に対して感謝を示すことができます。
今のフレーズは、手伝いはいらないけれど、
相手が手伝おうとしてくれたことに感謝していることを伝えています。
お礼を伝えるといっても、
フォーマルな場面なのかカジュアルな場面なのかによって、
使うべき英語表現は変わってきます。
その場に適したお礼の表現がすぐに出てくるよう、
いろいろなフレーズを覚えておくようにしましょうね。
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