ジョン・レノンの名言
ECC WEEKEND CONNECTION / 2020.10.09 update
今日、10月9日は、ジョン・レノンのバースデーです。生きていれば本日80歳。
愛と平和を歌いその生き方は今でもたくさんの人に影響を残しています。今日はそんなジョンの名言と名曲をピックアップ。
20世紀を代表するバンド、THE BEATLES。
ジョン・レノン、ポール・マッカートニー、ジョージ・ハリスン、リンゴ・スター。全員イギリス・リバプール出身。1962年10月4日、"ラヴ・ミー・ドゥ/PSアイ・ラヴ・ユー"でデビューしました。(〜今から58年前、ちょうどこの時期だったんですね)ビートルズの活動期間は1962年から1970年までのおよそ8年。その間に数多くの名曲、名盤を残し、多くの人に影響を与えました。
そんなビートルズ、そして、ジョン・レノンは、結成当時、とてもパンクな発言をたくさん残しています。
例えば、こちら。
“Will the people in the cheaper seats clap your hands? And the rest of you, if you'll just rattle your jewelry.”
安い席の方は手拍子をお願いします。それ以外の方々は、すみませんが宝石をジャラジャラさせていただけますか。
・・・なんて皮肉なんでしょう(笑)
これはデビュー間もないコンサートで、ジョンの発言。なんとエリザベス女王や王族も見ている前での発言だったそうです。
そしてこんなパンク名言も。
あるレポーターに「何か歌ってもらえませんか?」「“Reporter: Would you please sing something?」と問われたジョン。こんなことを言います。
「先払いです」
「We need money first.」
先払いと正式にいうならPay in advance.
カフェテリアのビュッフェとか、ラーメン屋さんのチケット自販機などですね。
ジョンは堂々と超軽口で答えてます。
お金、先で。みたいな。
というのも、ジョンがここまで考えていたかはわからないけど、
やとわれミュージシャンは後払いもよくある話。
ずるい興業屋さんに騙された若手もきっと多かったはず!
大事ですよね、先払い!笑
そして、ジョン・レノンを語る上で欠かせないのがヨーコとの出会いです。ロンドンのギャラリーで電撃的な出会いを果たしたジョンとヨーコ。ジョンが『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』のレコーディング期間に、ヨーコの個展を見たことがきっかけで出会うんですよね。この出会いは有名な話。脚立にのぼり、吊るされた虫眼鏡で壁をのぞくとそこに小さく「YES」という文字が見えてくる・・・というヨーコさんの作品にジョンは大感動。「これがNO!とかインチキみたいな意地悪な言葉が書かれていたら個展をすぐに出ていったけど、YESだったから心温まる気持ちになったんだ」そんな風にジョンは語っています。
こうして出会ったジョンとヨーコ。
そして結婚をし、愛と平和への思いが強くなっていきます。なんといっても、1975年に誕生した息子のショーンの育児のため、普通の生活を渇望していたジョン。音楽シーンからほとんどリタイアし、ハウス・ハズバンド(専業主夫)宣言。
あのジョンがまだ小さな息子のオムツを変えたりパンを焼いたり・・・ジョンのモットーは「自分がやってほしかったことをしてあげよう」というものだったとか。そんな生活は「パパはビートルズだったの?」とショーンに聞かれるまでの5年、続いたそうです。
またビートルズの「We Can Work It Out」のなかのフレーズには「人生はとても短い。だから友よ、文句言ったり喧嘩したりする暇なんてないんだ。」そんな名言も歌われています。これからの毎日に、私たちの心に響かせておきたいこんなフレーズ。改めてチェックしてみてくださいね。
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