早春の東京代官山。まだひんやりと涼しい夕暮れ。新しくオープンした蔦屋書店のカフェラウンジに人だかりが出来ていました。

でもそれは、カフェのざわめきという心地よい空気を乱さない程の、ささやかな集いのようでした。壁には書架がならび、絨毯の上には、皮張りのソファにランプ。そしてグランドピアノ。どこか古い大学の教室のような、懐かしい空気がゆらぐ場所で開かれたのは、まさに教授、あの坂本龍一さんのトークライブ。

坂本さんの監修によってリリースが続けられている全30巻の音楽の博物誌コモンズスコラ!その第10巻フィルムミュージックの発売を記念して行われた特別トークイベント。そのゲストに、なんと鈴木さんが招かれたんです。そんなかなり学術的なイベントに、チャンバラとヤクザ映画育ちの鈴木さんがいったいどんな話をするのか?



ちょっぴり心配なんですが、ジブリ汗まみれ、今回はスペシャルプログラム!
来週5月30日に発売される、坂本龍一監修コモンズスコラVOL.10
フィルムミュージックをめぐる、坂本龍一と鈴木敏夫の対話。
ノンストップ59分22秒。

映画を愛するおふたりのゆたかな対話の空気をそのままお伝えしたいと思います。



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