住みなれた床下の家をあとにして旅立つアリエッティのように、フランスから日本へ長い旅に出た女性の名前は、セシル・コルベル。
借りぐらしのアリエッティの主題歌をはじめ、すべての音楽を担当した彼女は、この夏、麻呂監督ともに酷暑の日本列島をめぐりました。
そして、日々感じたことをデジタルレコーダーにのこしてくれました。彼女はその声の日本紀行に、こんなタイトルをつけました!

「ジャパンジャーナル 日本日記!」


オンエアでは、借りぐらしのアリエッティのサントラや、セシルさんのつくったイメージアルバムからのナンバーを散りばめながら、このセシルさんの声の「日本日記」をおとどけしましたが、PODCASTでは著作権の都合で楽曲が使用できず、イメージを描くことが出来ず、配信をあきらめていました。
しかし、フランスに帰国したセシルさんから、著作権フリーの楽曲が、彼女の二枚のアルバム、ソングブック1と2のなかにあるとの申し出がありました。彼女の故郷、フランスブルターニュ地方に伝わるフォークロアな歌とのことで、今回は、オンエアから一週間遅れとなりますが、それらの楽曲をBGMとして、今週と来週、セシルのジャパンジャーナルをお届けすることができます。
ぜひお楽しみください。