二月の寒い夜。れんが屋には、なんだかとても、あたたかい空気がながれています。

その暖かさは、たとえば、懐かしい火鉢や薪ストーブの暖かさかもしれません。

穏やかで静かな、でも、カラダの奥で何かがよみがえるような、
記憶のスクリーンに大好きだった映画が映し出されるような、暖かな時間です。

そう、今夜れんが屋で、そんな暖かかくて懐かしい映画の話をしているのは、
東宝株式会社・代表取締役社長・高井英幸さん、
かつてジブリ作品のプロデューサーだった、東宝の市川南さん、
いまは東宝アドの矢部勝さん、そして、日本テレビ・奥田誠治さんもいます!

矢部さんは、2月6日から全国で始まった、ある素敵な映画祭の事務局長でもあるんです。

高井社長も自ら映画の選考に参加したという、その映画祭のタイトルは、
午前10時の映画祭!何度観てもすごい50本!

暗闇のスクリーンに、ここではないどこか、非日常な時間と空間の入口が映し出される映画館。
それは、かつて遠い人類の祖先が、壁画を描いたりしたほの暗い洞窟の名残り?
という説もあるそうです。

いまは、DVDやダウンロードで映画が暗闇と分かたれようとしている時代です。
でも高井さんたちは、声を荒げで何かを叫ぶわけではありません。
パチパチ燃える穏やかな火のように、
かつて映画館で観た映画のお話があたたかくあふれつづけただけです。

たぶん、高井さんや鈴木さんは、信じているんだと思います。
それでも私たちには、あの暗闇の時間が必要だということを!

鈴木敏夫のジブリ汗まみれ!
今夜の出演は、スタジオジブリ鈴木敏夫、伊平容子、
東宝株式会社・代表取締役社長・高井英幸さん、
東宝映像本部・映画調整部部長 市川南さん、
東宝アド株式会社・常務取締役・矢部勝さん、
そして、日本テレビ・奥田誠治さんでした。

ぜひあなたも、午前10時の暗闇にでかけてみてください!

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