れんが屋には夜毎いろいろな人がやってきます!
なかにはちょっと変わった職業の方もいます。

たとえば今夜鈴木さんと話し込んでいる、渋いおじさま。
聞き書き作家・塩野米松さんです。

誰かの話を聞いて、その人の言葉にならない生き方を丁寧につむいで、編んで、
ひとつの物語を描く!
聞き書き作家と言う仕事を見つけた塩野米松さんは、先日、
そんな、聞き書きの物語を編みあげました。


『いなほ保育園の12ヶ月』埼玉県桶川市にある伝説の保育園の園長さんを聞き書きした本です!

塩野さんが聞き書きした北原和子さんの『稲穂保育園の十二ヶ月』は、
岩波書店から発売中です。
塩野さんが聞いて書かなければ、言葉にならずに、
遺らずに消えてしまっていた日々の輝きをどうぞ手にとってください。

・・・でも、言われてみれば、この番組も聞き書きです!
鈴木さんの気まぐれなおしゃべりを聞いて、それを編集して、そこに見えない物語を見つける!
その40時間におよぶ見えないDVDが来月10日にリリースされるのですが、
番組では米松さんの真似をして、この見えないDVDの聞き書きを
リスナーの方にお願いしてみました!
見えないDVD『鈴木敏夫のジブリ汗まみれ99の言葉』とは?いったいなんなのか?
ひと足早く6月5日から番組のサイトでレポートされる・・・はず!
お楽しみに!