夕日は、ただ消えてゆく懐かしい記憶ではありません。
夕日はいつだって、まだ見ぬ明日の太陽、未来につながっているからです。
そんなふうに、懐かしい時代に今の私たちのまなざしが溶け込んでいる不思議な映画があります。


© 2012「ALWAYS 三丁目の夕日'64」製作委員会

いよいよ、1月21日に公開がはじまった映画「ALWAYS三丁目の夕日64」。

ジブリでの試写の夜。
監督の山崎貴さん。エグゼクティブプロデューサーの阿部秀司さん。奥田誠治さん。日本テレビの橋望さん。ジブリの宮崎吾朗監督に鈴木さんたちの三丁目談義は、尽きることなくつづきます。

インターネットの時代に私たちは、あの夕日につながる明日を生きることができるんでしょうか?

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出演はスタジオジブリ鈴木敏夫、宮崎吾朗監督、「ALWAYS3丁目の夕日 '64」の山崎貴監督、エグゼクティブ・プロデューサー奥田誠治さん、阿部秀司さんらでお送りします。
その夜、スタジオジブリの試写室が、あの夕日で染まりました。

暗闇のなかに、懐かしい街角とあの暖かい人々が現れました。監督の山崎さんが、完成した映画「ALWAYS3丁目の夕日 '64」を携えてジブリにやってきて、特別試写会を開いたんで私もその試写室にいたんですが、まわりにいた、ジブリのみなさんは、みんな、笑いながら泣いていました。


© 2012「ALWAYS 三丁目の夕日'64」製作委員会

映画のあと、会議室に移り、みなさんで食事をとっていると、自然と三丁目談義がはじまりました。
車座のなかにいたのは、「ALWAYS3丁目の夕日 '64」で、監督・脚本・VFXを務めた山崎貴さん。エグゼクティブ・プロデューサー奥田誠治さん。阿部秀司さん。ジブリの宮崎吾朗監督に佐藤譲さんと鈴木さん。そして、私、伊藤綾子です。

でも、いったいなぜ、みんな泣いてしまうんでしょう?

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映画「ALWAYS3丁目の夕日 '64」はいよいよ1月21日に公開されます。

出演はスタジオジブリ鈴木敏夫、宮崎吾朗監督、佐藤譲さん、「ALWAYS3丁目の夕日 '64」の山崎貴監督、エグゼクティブ・プロデューサー奥田誠治さん、阿部秀司さんでお送りします。
もうひとつの視点を持つこと。
それは、どこか、過去の映画を見ることに通じるかもしれません。
たった数十年昔でも、社会情勢が今となってまるで違う時代につくられた映画には、私たちが気づかないでいる、この世界の別の顔を映し出していたりするからです。

たとえば、原子力や放射能の存在を50年前の人はどう感じていたのか?
それは、けして時代遅れな恐怖ではないはずです。
日本映画専門チャンネルで1月5日から始まった、

岩井俊二映画祭「映画は世界に警鐘を鳴らし続ける」

は、そんな原子力や核、戦争や震災を描いたさまざまな過去の作品を二ヶ月に渡って連続上映してゆく志しある企画です。

ジブリ汗まみれ今週は、この岩井俊二映画祭「映画は世界に警鐘を鳴らし続ける」のために収録された映画監督岩井俊二さんと鈴木さんの対談を、独自の編集でお届けします。

時代を超えて、生きる映画は私たちがいまどんな場所に立っているかを知るための羅針盤です。



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出演はスタジオジブリ鈴木敏夫、映画監督 岩井俊二さんでお送りします。


日本映画専門チャンネルの岩井俊二映画祭「映画は世界に警鐘を鳴らし続ける」は2月まで続きます。

<1月放送作品>
『生きものの記録』(1955年・映画・モノクロ・105分)
監督:黒澤明 脚本:橋本忍/小国英雄/黒澤明 出演:三船敏郎/三好栄子/
志村喬/千秋実

©1955 TOHO CO.,LTD.
日本映画専門チャンネルにて1月放送


『日本沈没』(1973年・映画・カラー・146分)
原作:小松左京 監督:森谷司郎 出演:藤岡弘/いしだあゆみ/小林桂樹/丹
波哲郎 特技監督:中野昭慶

©東宝
日本映画専門チャンネルにて1月放送


『風が吹くとき』(1987年・映画・カラー・83分・イギリス)※アップコン
原作・脚本:レイモンド・ブリッグズ 監督:ジミー・T・ムラカミ 出演:
(声)森繁久彌/加藤治子
日本語版監修:大島渚 主題歌: デヴィッド・ボウイ

©Channel Four Television Corporation 2001
日本映画専門チャンネルにて1月放送


『ヒバクシャ HIBAKUSHA 世界の終わりに』(2004年・映画・カラー・119分)
監督:鎌仲ひとみ 

©GROUP GENDAI FILMS CO., LTD.
日本映画専門チャンネルにて1月放送


<2月放送作品>
『夢』(1990年・映画・カラー・121分)
監督:黒澤明 脚本:黒澤明 出演:寺尾聰/倍賞美津子/原田美枝子/笠智衆

©Warner Bros. Entertainment Inc.
日本映画専門チャンネルにて2月放送


『空飛ぶゆうれい船』(1969年・映画・カラー・63分)※アップコン
原作:石森章太郎 監督:池田宏 脚本:辻真先/池田宏 出演:(声)野沢雅
子/田中明夫/里見京子/岡田由紀子

©石森プロ・東映
日本映画専門チャンネルにて2月放送


『六ヶ所村ラプソディー』(2006年・映画・カラー・122分)
監督:鎌仲ひとみ

©GROUP GENDAI FILMS CO., LTD.
日本映画専門チャンネルにて2月放送


『原子力戦争 Lost Love』(1978年・映画・カラー・108分)
原作:田原総一朗 監督:黒木和雄 脚本:鴨井達比古 出演:原田芳雄/山口
小夜子/風吹ジュン/佐藤慶

©ATG
日本映画専門チャンネルにて2月放送

あけましておめでとうございます。
ジブリ汗まみれ、今年も、スタジオジブリ鈴木敏夫さんの時代を映すさまざまな方々との対話をお届けして行こうと思います。

そんな今年最初の対話のお相手は、映画監督の岩井俊二さんです。
仙台で生まれ育った映画監督 岩井俊二さん。
3.11の東日本大震災以後、活動の拠点を長年在住してきたロスから日本へ移し、映像を通して、震災を経験した私たちが今考えうることは何かをテーマとしたアプローチを行っています。

今年も、1月5日から日本映画専門チャンネルで、岩井俊二映画祭「映画は世界に警鐘を鳴らし続ける!」という岩井さんセレクトの原子力や戦争、震災にまつわる名作映画をシリーズ上映しています。

ジブリ汗まみれ、今週は、この「映画は世界に警鐘を鳴らし続ける!」という番組の前後に放送されるお二人の対談。正確に言うと、対談の収録前のお二人の雑談を盗み撮りしたものです。

流れるニュースを見ているだけでは、ますます波にさらわれそうになるいま。
時代を超えて生きる映画は、私たちがいまどんな場所にたっているのかを知るための、もうひとつのニュースになるのかもしれません。
時代の波にゆられて進む方向が分からなくなってしまいそうな私たちの羅針盤になってくれるからです。




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出演はスタジオジブリ鈴木敏夫、映画監督 岩井俊二さんでお送りします。