街を吹き抜ける風が冷たくなった秋の夜更け。
時計の針は、もうすぐ午前零時をさそうというのに、新宿バルト9という映画館は熱気に包まれていました。
そこで、あるアニメーション映画の制作発表が行なわれようとしていたからです。
バルト9の客席には、アニメーションファン、マスコミ記者や業界関係者のみなさんにまじって、ジブリの宮崎吾朗監督、プロデューサー見習いのドワンゴの川上さん、そして、鈴木さんの姿もありました。
そう、その真夜中の制作発表会で発表される映画は、もしかすると、日本のアニメーション映像の新しい歴史をつくる作品になるかもしれないからです。

『009 RE:CYBORG』

でも、全世界に流れたこの真夜中の制作発表会では語られなかったことがあります。

寒い秋の夜。
ほの暗いれんが屋で、それは、語られました。
『009 RE:CYBORG』の監督・神山健治さん。プロデューサー石井朋彦さん。気鋭のアニメーションスタジオ「サンジゲン」の代表・松浦裕暁さんとアニメーションディレクター鈴木大介さん。川上量生さんと宮崎吾朗監督そして、コクリコ坂から撮影監督ジブリの映像部奥井敦さんも車座の輪のなかにいました。

日本のアニメーションの未来はどこに行くのか?アニメーションにどんな未来があるのか?



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出演はスタジオジブリ鈴木敏夫、宮崎吾朗監督、『009 RE:CYBORG』神山健治監督、「サンジゲン」代表松浦裕暁さんらでお送りします。

『009 RE:CYBORG』このプロモーション映像をご覧になりたい方は009の公式サイトで見ることが出来ます。
>>『009 RE:CYBORG』公式サイトはこちら
10月28日より発売される映画「次郎長三国志」。そのDVDジャケットイラストを、ワンピースの作者、尾田栄一郎さんが描き下ろしています。

ジブリ汗まみれ。今夜は、10月28日からリリースがはじまる「次郎長三国志」のジャケットをなぜ尾田栄一郎さんが描くに至ったか?
その舞台裏のドキュメントです。


それは、まだ、黒船の船長スティーブジョブズがこの世にいたころのある夜。
まるで、幕末の池田屋に集まった志士たちのように、その夜、れんが屋にはただならぬサムライたちが集まっていました。

東宝相談役高井英幸さん。ウォルトディズニースタジオジャパンのゼネラルマネージャー塚越隆行さん。読売新聞YORIMOの依田謙一さん。ニコニコ動画を運営するドワンゴの会長兼ジブリプロデューサー見習いの川上量生さん。さらに、ワンピースの作者、尾田栄一郎さん。

このままでは、映画コンテンツの配信をクラウド化する黒船アップルに独占され、その独占状態がやがて映画制作の画一的な支配へと向かう!
いま、もうひとつのクラウドによる配信システムを構築しないと、悲劇的なことになる!

日本の作家や制作者たちのために配信への移行を唱える川上さん。
その作家として、あくまでカタチある物であることなどにこだわる尾田栄一郎さん。
物が生み出す空間に強い愛着がある鈴木さん。

この悩ましいモンダイには、果たしてどんな出口があるんでしょうか?

でも、鈴木さんは、何かを企んでいるみたいです。



発売中 「次郎長三国志 第一集」(3枚組)
発売中 「次郎長三国志 第二集」(3枚組)
12月16日発売 「次郎長三国志 第三集」(3枚組)
各11,550円(税込)
発売・販売元:東宝


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出演はスタジオジブリ鈴木敏夫、東宝相談役高井英幸さん、ウォルトディズニースタジオジャパンの塚越隆行さん、読売新聞YORIMOの依田謙一さん、ドワンゴの川上量生さん、ワンピースの作者尾田栄一郎さんでお送りします。
その夜、スタジオジブリの会議室は、少しだけ重苦しい空気でした。

さっきまでジブリの試写室で上映されていた映画のせいだと思います。
「監督失格」あの庵野秀明さんが初めて実写をブロデュースした作品。
AV出身の平野勝之監督によるドキュメンタリーとして話題を集めている映画です。

でも、この「監督失格」が話題を集める理由は他にあります。

ジブリ汗まみれ。今夜は、この話題の映画「監督失格」平野勝之監督をお招きしての生々しいレヴューを、二週分のオンエアをあわせてたっぷりと届けします。
なお映画「監督失格」は、一部劇場で先行ロードショーされていましたが、10月1日から、全国拡大ロードショーされています。


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出演はスタジオジブリ鈴木敏夫、映画「監督失格」の監督平野勝之さんらでお送りします。

2011/10/07 お知らせ

今週のポッドキャストの配信はございません。
ご了承ください。