暑く長い夏が去り,ひんやりと涼しい秋のれんが屋に、ようやく夏休みを終えた鈴木さんが帰ってきました。汗まみれの男たちとともに。

ジブリ汗まみれ!

今週と来週は、いま話題沸騰の男質の時代劇画「十三人の刺客」を監督した三池崇史さん。

この映画を配給する東宝宣伝部の伊勢新平さん。さらにライバル会社の作品にもかかわらず、三池さんの友人でもあ 、日活の佐藤直樹社長も駆けつけて、女の時代と言われる今こそ必要な、男の映画その動物的な魅力に迫りました。
この夏、大ヒットしたジブリの最新作借りぐらしのアリエッティの音楽を制作したセシル・コルベル。
彼女は、本国フランスでも、ほとんど無名のアーティストでした。
ジブリ作品が大好きで、ジブリ作品にインスパイアーされた自身のアルバムを、連絡先も書かずにジブリに送ったことから、まるで夢のようなシンデレラストーリーが始まりました。フランスからやって来たシンデレラは、日本にやってきて、何を見て、どんな事を感じたんでしょう?
ジブリ汗まみれ!
今週も前回に引き続き、そんなセシルのジャパンジャーナル!日本日記をお届けしたいと思います。
8月に東京のオペラシティで行なわれた貴重なライブ音源とともにお届けします。ご案内役は、セシルの通訳として、彼女といっしょに魔法の日々を旅をした平岡恵実さんです。
住みなれた床下の家をあとにして旅立つアリエッティのように、フランスから日本へ長い旅に出た女性の名前は、セシル・コルベル。
借りぐらしのアリエッティの主題歌をはじめ、すべての音楽を担当した彼女は、この夏、麻呂監督ともに酷暑の日本列島をめぐりました。
そして、日々感じたことをデジタルレコーダーにのこしてくれました。彼女はその声の日本紀行に、こんなタイトルをつけました!

「ジャパンジャーナル 日本日記!」


オンエアでは、借りぐらしのアリエッティのサントラや、セシルさんのつくったイメージアルバムからのナンバーを散りばめながら、このセシルさんの声の「日本日記」をおとどけしましたが、PODCASTでは著作権の都合で楽曲が使用できず、イメージを描くことが出来ず、配信をあきらめていました。
しかし、フランスに帰国したセシルさんから、著作権フリーの楽曲が、彼女の二枚のアルバム、ソングブック1と2のなかにあるとの申し出がありました。彼女の故郷、フランスブルターニュ地方に伝わるフォークロアな歌とのことで、今回は、オンエアから一週間遅れとなりますが、それらの楽曲をBGMとして、今週と来週、セシルのジャパンジャーナルをお届けすることができます。
ぜひお楽しみください。