れんが屋に一枚の古いレコードがあります。どうやら70年代の代物です。鈴木さんが学生時代に買ったものでしょうか?黒いジャケットにまるで遺影のように一人の青年が微笑む、その二枚組のアルバムは『北山修作品集』!その遺影の中で微笑む青年が、今夜れんが屋に、40年という歳月を経てやってきました!かつてヒットナンバーを連発していたさなかに、かっこよく音楽業界に別れを告げて、以来40年ちかく精神科医として活動を続けてきた北山修さんです。いまなぜウツが増えているのか?精神医学と音楽とジブリアニメの不思議な関係が明らかになってゆきます。


北山さん作品

北山修さんの新刊
「日本人の<原罪>」(講談社現代新書)
「北山修/きたやまおさむ 百歌撰」(ヤマハミュージックメディア)

また、4月初旬に東京と京都でコンサートを行います。
詳細は→ http://www.aoitori.org/ok/index.html
ガザ地区の不均衡な戦闘で300人を超えるパレスチナの子供たちが命を落としている1月の夜。れんが屋には、かつては労働組合の闘士、そして今は日活の社長となった佐藤直樹さんが先週につづいてやってきました!ゲバラは人に渡せない!佐藤さんは、いよいよ公開が始まった、スティーブン・ソダーバーグ監督の『チェ 28歳の革命』を買い付けてきた方!キューバ革命の伝説の英雄チェ・ゲバラの生と死を描いた映画をめぐって今週も熱い革命ラジオが繰り広げられます!いまなぜゲバラなのか?ソダーバーグ監督とプロデューサーであり主演のベニチオ・デル・トロが明治大学で行った学生記者会見の模様も織り交ぜて、今の時代の革命を考えます。
世界にチェンジの気分があふれている新しい年の初め!鈴木さんが興奮してしまった映画があります!10日に公開がはじまった『チェ 28歳の革命』そして31日から公開される『チェ 39歳別れの手紙』二本で4時間半!キューバ革命の英雄チェ・ゲバラの生と死を描いたドキュメントタッチの作品です。『ゲバラのいない時代は不幸だが、ゲバラを必要とする現代はもっと不幸だ。』半紙に書きなぐった、この映画に捧げる言葉を携えて、鈴木さんはミッドタウンのホテルにスティーブン・ソダーバーグ監督を訪ねました。


鈴木さんとソダーバーグ監督


▲鈴木さんとソダーバーグ監督


映画コメント


▲映画に寄せた鈴木さん直筆コメント
大晦日には、のぞみちゃんと藤巻さんの紅白を生で見届けて、ポニョイヤーの2008年を締めくくった鈴木さんは、お正月、静かなれんが屋でひとりサイコロを振っていました!新しい作品の企画と制作!同時にポニョの海外公開も次々とはじまる2009年!果たしてジブリの運命は??そんなわけでジブリ汗まみれ、今夜は新春スペシャル!昨年11月20日に東京有楽町の外人記者クラブで行われた、宮崎駿監督の『崖の上のポニョ』共同記者会見の模様をお届けします!いま世界に必要なものはなんだ?不況に沈む世界に向けて、宮崎監督の過激なメッセージが炸裂?