またひとつ季節が巡って、いつのまにか秋も深まってきた9月最後の日曜日。れんが屋には懐かしい1960年代の タイガースの歌がこだましていました。

歌っているのは、かつて同じ学校に通う同級生だった二人、シンガーソングライターの谷山浩子さんとおなじみ日本テレビのプロデューサー奥田誠治さんです!

かつて未来少年コナンやゲド戦記に曲を提供した谷山浩子さんが、そのジブリナンバーも含めたセルフカバーしたアルバムをリリース!
今夜はその『タマで弾き語り』というアルバムを鈴木さんに届けにいらしたんですが、たまたまれんが屋に立ち寄った奥田さんとの再会が果たされました!

れんが屋での谷山さん&奥田さん
▲左から奥田誠治さん・谷山浩子さん・鈴木敏夫さん


公開から2ヶ月。この不景気のなか奇跡の興行収益をあげている映画『崖の上のポニョ』。
ようやく制作費を回収してホッと一息ついた鈴木さんのもとに、駆け付けた三人の男たち!
彼らは、鈴木さんの懐刀。ジブリの映画宣伝を影で支えてきた東宝の宣伝プロデューサーのみなさんです。
ジブリ映画の大ヒットの影で、怒鳴られ、傷つき、屍となってきた伝説の東宝宣伝マンたち!
ポニョの大ヒットはけして奇跡ではないことが、今夜明らかになります!
気が付けばポニョ公開から2ヶ月!いつのまにか季節は秋に。ようやく静けさを取り戻したれんが屋には、夜毎ポニョについて語り合いたいというお客様が訪れます…。

いまポニョを見てきました!
今夜そんなふうにポニョを語りはじめたのは、鈴木さんが尊敬する脚本家山田太一さんです!
鈴木敏夫のジブリ汗まみれ!
今週はベニス汗まみれ!ポニョとともに第65回ベネチア国際映画祭を訪れた鈴木さんとジブリスタッフたちのちょっと汗まみれな舞台裏をお伝えしたいと思います。
北野武監督の『アキレスと亀』、押井守監督の『スカイクロラ』、そして宮崎駿監督の『崖の上のポニョ』。コンペティション部門に選ばれた21作品のうち三つの作品が日本の映画ということもあって、ジャパンフィーバーが起こっているとも伝えられた、今回のベネチア国際映画祭!
残念ながら金色のライオンは微笑みませんでした。
でも、もしかすると、鈴木さんをはじめジブリのスタッフたちは、ベネチアに滞在中、すでに見えないライオンにいだかれていたのかもしれません!

ベネチアでのジブリスタッフ
▲ベネチアでのジブリスタッフ

ベネチアでのジブリ社員 細川さん  ベネチアでのジブリ社員 伊平さん

▲ベネチアで電話取材を受けるジブリ社員の細川さん&伊平さん


▲ベネチア国際映画祭での鈴木敏夫さん&宮崎駿さん