川瀬良子のあぐり紀行

毎週月~木 JFN38局ネットで
お送りする「あぐりずむ」。
タイトル ライン 川瀬良子が全国の様々な地域を訪れ、
レポートをお届けします。

北海道あぐり紀行 in 十勝

2017年7月12日放送

台風の被害を乗り越え
生産者の技術と愛情で再起する「ジャガイモ」

2016年。北海道に上陸した台風の影響で、ジャガイモなどの一大産地・十勝の農業に深刻な
被害を与えた、というニュースを皆さんご存知でしょうか?

タマネギと並んでジャガイモは、北海道が生産量日本一。
北海道農業の恩恵に日々、あずかっている消費者の一人として、
川瀬良子、その後の様子を取材しに行ってまいりました。

お話を伺ったのは、十勝池田町でジャガイモを生産する「多田農場」、多田さんです。

多田さんと川瀬良子

去年、壊滅状態だったために今年のタネイモが確保できなかった多田さん。
奔走した結果、ようやく別のところからネタイモを入手することができて、今年の栽培にこぎつけたんだそうです。

一度、サイクルが崩壊した畑は、復活するまでに3年から5年は尾を引くといいます。

ジャガイモの収穫は秋。

「今年は今のところとても順調ですが、収穫してみないとなんとも言えないんですよね。
あ、でも、この辺、ちょっと掘ってみますか?」

多田さんのお言葉に甘えて土の下をのぞいてみると・・・