以前、電話インタビューでお話を伺ったのですが、
それ以来、どうしても現地に行って、ひとめホンモノを見てみたい・・・
そんな想いが募って、川瀬良子、ついに足寄町まで行ってまいりました!!
実物を見たかった理由、それは・・・
こんな巨大なフキだからです!
北海道ではどこにでも自生しているというフキ。
北海道ではメジャーな食材です。
通常は1.5mほどの背丈なんだそうですが、
足寄町の螺湾(ラワン)地区に育つ
「ラワンぶき」は、なんと、2mから2.5m!!
日本一巨大なフキは、
川瀬良子の背丈をはるかに超えるものでした。
なぜ、螺湾地区のフキだけが
これほどまでに巨大化するのか?
近くで育つ他の野菜は大きくなりません。
その理由は現地の方にとっても謎なんだそうです。
「ラワンぶき」は、山菜でありながらアクが少なく、
さっとゆがいて皮をむけば食べられるのが特徴。
ほぼ6月いっぱいの一カ月だけしか
収穫ができないラワンぶきを、
一年間ずっと食べられるように、
塩漬・加熱加工して、個包装パックの
水煮にしています。
「JAあしょろ」山菜加工場、
工場長の黒田さんに案内して頂きました。
作業は全て手仕事。
塩漬けにした「ラワンぶき」は柔らかいため、
皮をむく作業が大変なんだそうです。
ベテランの方は“職人”と言われているんだとか。
「毎年見てますが、
いつもラワンぶきの大きさにびっくりします。」
「どんな料理にも合うのが
ラワンぶきの魅力なんですよ。」
黒田さんの“ラワンぶき愛”は止まりません。
そして、試食もさせて頂きました。
定番の煮物に、天ぷら、おひたし・・・。
1本1本が太くて、穴の大きさは直径1cmくらいあります。
とっても柔らかくてシャキシャキとした食感。
優しい味をごちそうになりました。
自然の力が育てる不思議がいっぱいの「ラワンぶき」。
見て興奮、食べて興奮!
川瀬良子、ますますラワンぶきのファンになりました~!