川瀬良子のあぐり紀行、香港にやってきました~!
ロンドンに続いて2回目の海外取材!
香港では日本がとても人気で、日本の食材も好まれているんだそうです。
実際にどれだけ人気があるのか、自分の目で確かめてみたいと思います!
まず、視察に向かったのは、
香港島の北角(ノースポイント)エリアにある庶民的な市場、
「渣華道街市(ジャバロード市場)」。
“香港の台所”といった風情のこの市場には、
野菜から果物、肉、加工品まで、
様々なものがところ狭しと並んでいて、
ぐるっと見て回るだけでもワクワクする楽しさです。
土地が狭い香港は、農地が確保できないため、
食材のほとんどを海外からの商品でまかなっている輸入大国。
もちろん日本の食材も売られていましたよ~!
青森のりんごや、和歌山の富有柿を発見。
段ボールもそのまま日本からのもの。
日本産であることの証明にもなっているんだそうです。
さて、続いてやってきたのは、
香港中心・九龍エリアから北方向へ山を越えた位置にある、
沙田(シャティン)エリアの百貨店、「YATA(ヤタ)デパート、シャティン店」。
まさに香港の中心から少し離れた郊外のベッドタウンにあり、
主にファミリー層が利用する超大型のショッピングモールです。
地下の食品売り場では、日本の食材をたくさん取り扱っていて、
なんと!6~7割は日本のもので構成。
現地のものも一部おいてありますが、日本以外では、カナダ、オーストラリア、
ヨーロッパ、アメリカなど、世界各地の商品が並んでいるのも香港ならでは。
日本食材のラインナップは、
野菜、果物、肉、魚、お菓子、麺類など、
日本のスーパーと変わらないほどの
品揃えにびっくりです。
この日は、特売期間中ということで、
オープンと同時にたくさんのお客さんが来店。
やはり日本の果物は人気でした。
日本食材をよく買いに来るというお客さんに
突撃インタビュー!
「今日はメガセールなので、和牛とか、
いつもはちょっとお値段が張るものが、
安く買えるので来ました!」
日本食が好きで、
普段から果物や和菓子などをよく買うという、リーさん。
日本のものは品質が良くてとてもおいしいので、
進んで手に取るんですよ、
と笑顔で答えてくれました。
日本の食材は、香港の方にどんなニーズがあるんでしょうか?
「YATAデパート」、CEOのスザンナさんにお話を伺いました。
「果物、和牛、タマゴ、ヨーグルト、貝類などの日本食材が人気です。
そして、最近では日本のお米も注目されています。
日本米でお粥やお弁当を作ったりする人が増えているので、
これからもっとニーズが出てくると思いますよ。」
日本と香港は距離が近く、
空輸だと、あっという間に香港に届くため、
鮮度が良いものを提供できるのが
メリットなんだそうです。
自分で直接、日本に行って、
良い商品を探しているというスザンナさん。
日本の新しい食材や歴史のあるブランドを、
もっと多く「YATAデパート」に持ってくるのが
目標だと語って下さいました。
メイド・イン・ジャパンの信頼は、
海を越えて香港の人々にもちゃんと伝わっていましたよ~!
香港で愛される日本食材、まだまだ川瀬良子のリポートは続きます!
~旅のおまけショット~
今回の取材で大活躍してくれた通訳のサマンサさん。
明るくファンキーなパワフル女子です♪