JA全農親子農業体験ツアー
オンエアレポート
今年5月に田植えとサツマイモ・里芋の植え付けを行った農業体験バスツアー。2024.10.03
これにご参加頂いた番組リスナーの皆さんと、今度はその収穫に行ってきました!
(5月のツアーの記事を読む)
「JA全農親子農業体験ツアー」
9月15日(日)。
前回同様、東京・上野駅に集合。番組パーソナリティー・川瀬良子とバスに乗って、
里山体験プログラムを展開する施設、茨城県石岡市の朝日里山学校へ向かいました。
まだまだ猛暑が続く日差しの下、熱中症対策もして、まず午前中は稲刈りに。
「バスの中で、稲が倒れている田んぼがあるのを見て心配になったけど、自分達のは大丈夫でホッとした」
そんな言葉を口にした男の子の声も。
実るまでには困難があることを、小学生にして感じ取った貴重な一言でした。
そして鎌の使い方、刈り取った稲の束ね方などの指導を受け、早速稲刈りスタート!
田植えの時には僅か30cm程度だった苗が、4ヶ月でこんなにも立派に実った姿に皆さん感激の様子。
元気に刈り始めた子供達に負けじと、大人の皆さんも鎌を手にその後を追います。
「ザクッ、ザクッ…って音と、手に伝わる感触が気持ち良かった」…と多くの方が口にされていました。
稲刈りがある程度進んだ所で、「田んぼの生きもの調査」を同時開催!
そちらに興味がある子供達は、鎌から捕虫網に道具を持ち替えて、
イナゴやバッタ、カマキリ、蝶などを追いかけ、捕まえた生きものの観察を始めました。
その最中、容器の中でカマキリが他の虫を捕食し始め、子供達が大騒ぎする一幕も!
おやっ? …向こうでは、刈り取った稲の下でお休みしている子もいます(笑)
待ちに待った昼ごはんは、地元食材をふんだんに使った豚汁におむすび、極太のふかしイモ。
更にデザートには、ブルーベリーのゼリーと梨!茨城の味をお腹いっぱい堪能しました。
午後、最初に挑んだのはサツマイモの収穫。
簡単そうに見えて、土の中にいくつも連なるイモをキレイに掘り起こすのは意外と重労働!
掘っても掘っても中々引き上げられず皆さん苦労していましたが、それだけに収穫できた時の喜びは格別!
続いては、里芋の収穫。
とにかく皆さんが驚いていたのは、4ヶ月で160~170cmにも育った株の大きさ!
その一株の下にコロコロとした里芋が鈴なりに実っています。
ただ、これを掘り起こすには、大きなスコップで芋を傷つけないよう広めに周囲を掘らなければなりません。
ここは大人の腕力の見せどころ~!
最後に撮影した記念写真で、皆さんの表情をご覧下さい。
9月の炎天下でも、晴々としたこの笑顔☆…これが農作業の魅力です!
また多くの親御さんが、この体験を通して「感謝して食べる気持ち」の大切さを口にされていました。
達成感、開放感、満足感。暑かったけど、気持ち良かった~!やったった~!
そんな笑顔が溢れる、貴重な一日を過ごすことができました。
この季節、お住まいの地域で収穫体験などのイベントがあるかも知れません。
もし見かけたら、ぜひ参加してこの気分を味わってみて下さい。