小学生が対象の国産大豆を応援するコンクール
オンエアレポート
この日は、体調不良の川瀬良子さんに代わって、石田紗英子さんがお届けしました。2024.08.01
今回、注目するのはこちらです。
「小学生が対象の国産大豆を応援するコンクール」
今回のイノベーターは、
「国産大豆商品発見コンクール」の発案者、JA全農 麦類農産部の伊藤智衣歩さんです。
「国産大豆商品発見コンクール」は、どのようなコンクールなのでしょうか?
「全国の小学生を対象にした、国産大豆商品を見つけて食べて魅力を伝えていただくコンクールです。
普段、気にしていなかった方も、これを機に国産大豆商品の美味しさを知ってほしいです」
どのような思いがあって、このコンクールを行うのでしょう?
「国産大豆の作付面積は、年々、増加傾向にあり、それに伴い、集荷数量も増えていくことが想定されます。
そうなった場合を見越して、今のうちから少しでも国産大豆の消費を増やすために、
今回、この『国産大豆商品発見コンクール』を全農が開催することにいたしました」
対象を小学生にした理由は何なのでしょうか?
「メーカーさんとのやりとりで、若者が大豆商品を食べなくなっていると聞くようになっていました」
「子どもたちに大豆商品を食べてほしい、愛着を持ってほしいと思い、小学生を対象にしました」
このコンクールの課題は2つあり、1つめは「国産大豆をつかった商品をたくさん見つけよう!」
こちらの課題について、伊藤さんは
「お近くのスーパーなどに足を運んでいただき、販売されている大豆商品の中から
国産大豆を使用しているものをより多く探してもらうという課題」と、お話しされていました。
2つめの課題は「国産大豆をつかった商品を食べて魅力を伝えよう!」。
こちらは、「実際に商品を食べてみて、『こういうところが美味しかった』『こういう食べ方がおすすめ』
『輸入大豆商品とはこういうところが違っていた』など、国産大豆商品の魅力を伝えてもらう課題」ということです。
伊藤さんは、国産大豆を使った商品のどのようなところに魅力を感じていますか?
「やはり、品質の良さが国産大豆の魅力・特徴であると考えます」
「たとえば、豆乳について、輸入より国産の方が、コクがあり美味しいと感じますし、
納豆についても、国産の納豆は、より豆の美味しさが引き立っていて良質だと感じます」
「また、栄養価に関しても、国産大豆のたんぱく質は
輸入大豆(アメリカ、中国、ブラジル産)と比べて多いことが報告されています」
伊藤さん、国産大豆を使った商品の美味しい食べ方については
「豆腐に塩をつけて食べるのがおすすめ」と、お話しされていました。
上位入賞者は「国産大豆の商品詰め合わせ」がもらえるという、このコンクール。
応募方法は、公式HPをチェックしてみてください。
「国産大豆商品発見コンクール」HP
https://www.kokusantakusan-zennohdaizu.jp/