みかんを売らずに人を売る、愛媛県の農園
オンエアレポート
今回は、こちらに注目します。2024.07.11
「みかんを売らずに人を売る、愛媛県の農園」
今回のイノベーターは、愛媛県西予市明浜町にある「天晴農園」の片岡星也さんです。
天晴農園は、人と人との出会いを大切にしている個性あふれる、みかん農家集団。
メンバーは7人で、平均年齢は31歳です。
温州みかんやせとかなど20種類ぐらいのみかんを栽培しているといいます。
「みかんを売らずに人を売る」とは、どういうことなのでしょうか?
「自分たちが作っている明浜町のみかんが美味しいことは分かっていました。
ですが、柑橘業界で有名な産地には名前負けしているので、
天晴農園の人柄やストーリーを応援してくれる、お客さまを増やしていこうと思いました」
天晴農園を応援してくれる人を増やすために、どのようなことをしたのでしょうか?
「SNSへの投稿やマルシェ、イベントなどを行っています」
SNSへの投稿は、どのような思いがあって始めたんですか?
「いろいろな思いがあるのですが、まずは明浜みかんを後世に伝えるために
僕たち中心で明浜みかんを知ってもらうためです」
「また、地域やみかん農家の人口が減少しているため、
一緒にみかん農家をしてくれる人を増やすために楽しいみかん農家として発信しています」
SNSではどのような投稿をしてきたのでしょうか?
「ダイエット企画など、みかん農家らしくない投稿をしてきました。
みかんと共に僕たちの投稿を見たら、笑顔になれる投稿をしてきました」
そのようなSNSでの投稿が、みかんを売ることにつながっていったのでしょうか?
「一般のお客さまから、いろんな企業さまや行政の方たちも、僕たちの活動を応援してくれる方たちが増えて、
みかんの販売につながっています」
みかんを売ることにつながった理由については
「『明浜みかんと共に地域をよくしたい』という熱い思いです」と、お話しされていました。
SNSでは、今後、どのような投稿をしていきたいと考えていますか?
「明浜みかん、明浜町の魅力を発信していきたいと思っています」
また、去年の年末に設立した会社「笑丸(にこまる)」については
「これからの若い子たちの夢や希望を一緒に応援できる受け皿になれるような会社にしていきたい。
その人たちと共に明浜町の活性化につなげたい」と、お話しされていました。
片岡さん、明浜町を活性化させるための取り組み、これからも応援しています。
そして、投稿を見ると応援したくなる「天晴農園」のインスタグラムのアカウント。
皆さんも、ぜひ、ご覧になってみてください。
「天晴農園」インスタグラムのアカウント
https://www.instagram.com/apparenouen/