ぶどうを長期保存できる、独自の冷蔵技術
オンエアレポート
2022.07.14
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「ぶどうを長期保存できる、独自の冷蔵技術」
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今回のイノベーターは、
岡山県でフルーツの栽培と販売をされている「五果苑」の代表、市川俊美さんです。
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市川さんが開発した独自の冷蔵技術。
一体、どのような技術で、
この技術を使うと、ぶどうの保存期間はどのぐらい延びるのでしょうか?
「弱い電気をあてて、鮮度を保つという最新型の冷蔵庫です」
「今までの冷蔵庫ですと、2か月もすると悪くなってしまうんですけれど、
この冷蔵庫を使うと、9か月は鮮度を保つことができます」
秋に収穫した、完熟したぶどうが、
9か月後にも、ハリのある状態で保てているということです。
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ほぼ1年中、国産のぶどうを楽しむことを可能とする、この素晴らしい技術。
まだ、科学的な解明はできていない、とお話しされていました。
「たまたま、電気を流したところに生鮮品を置いていたら長く保つことができた、
という結論が先に出まして、
物理的な解明はいろんなところで行っているんですが、
はっきりとした答えは、まだ、私は知らないんです」
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市川さんが、今、目指しているのは、
1年中、鮮度を保つことと、その確率を上げること。
「10月に収穫して、
バレンタインの辺りまで楽しむのは容易なんですけれども、
さらに5月、6月、7月まで延ばそうとすると、
鮮度を保つことができる確率が下がるもので、
1年中、鮮度を保てるように努力しております」
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この冷蔵技術、ぶどう以外にも応用が可能で、
りんご、梨、みかんは半年以上、
桃やいちごは、1か月、鮮度を保つことができているということです。
桃やいちごを1か月、鮮度を保つことができる…
これはすごい技術ですよね。
今後、科学的な解明がされれば、
日本の農業を助ける、大きな存在になるのではないでしょうか。
市川さん、科学的な解明を期待しつつ、
鮮度を保つ期間を延ばす研究や試行錯誤、引き続き、頑張ってください。