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規格外のお米をアップサイクルする 箔米プロジェクト

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TIME 2024.01.04

thumb今回、注目するのはこちらです。

「規格外のお米をアップサイクルする 箔米プロジェクト」


今回のイノベーターは、大阪府にある「ジパングフードリレーションズ」の代表、安藤育敏さんです。


「ジパングフードリレーションズ」は、「ジパングカリーカフェ」など飲食店の運営をしている会社です。
その会社の代表である安藤さんが立ち上げた「箔米プロジェクト」は、どのようなプロジェクトなのでしょう?

「昨今の夏の猛暑の影響で増え続ける規格外米を肥料や飼料のリサイクルでなく、
アップサイクル(本来は捨てられるはずの製品に新たな価値を与えて再生すること)するプロジェクトです」

どのような思いがあって、このプロジェクトを立ち上げたのでしょう?

「米農家さんからの相談がきっかけです。
まだ食べることのできる、割れたり、小さいだけの規格外の米が増え続けていて、
しかも、それが問題として取り上げられていないと感じていました」


「箔米プロジェクト」では、これまで、どのような活動をしてきたのでしょう?

「規格外の米を米粉にした『箔米粉』を開発し、その箔米粉を使った『箔米カレー』を作りました」

「箔米カレーは小麦粉の使用量を減らし、お米が原材料の箔米粉を使用しているので、
普通のカレーと比べて油の吸収率が低く、ヘルシーなカレーとなっています」

「箔米粉と箔米カレーはオーストラリアのメルボルンで発表し、メルボルン市長を始め、関心を示してもらいました」


このプロジェクトについて、米農家さんは、どのような感想を話していますか?

「『自分たちが作った、米の規格外の部分がこんな形で食べてもらえるなんて』といった声をいただいています」


まだ始まったばかりの「箔米プロジェクト」。
『箔米粉』が周知され、多くの人や飲食店で使われるようになることを祈っています。

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