新しい“シェア農家”サービス、『畑あそぼ村 FARMY in 信州』
オンエアレポート
2022.05.19
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「新しい“シェア農家”サービス、『畑あそぼ村 FARMY in 信州』」
こちらは、長野県塩尻市で行われている、シェア農家サービスです。
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このシェア農家サービスを運営されている方が、今回のイノベーター。
「畑あそぼ村 FARMY in 信州」の代表、日吉有為さんです。
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そもそも、“シェア農家”とは何なのでしょうか?
「CSA(地域支援型農業)という仕組みが、以前からあるんですが、
これは、消費者が特定の農家さんから、農作物を直接、定期購入する仕組みです」
日吉さんたちが行っているのは、“新しい”シェア農家サービス。
従来のシェア農家とは、何が違うのでしょうか?
「今までのCSA(地域支援型農業)というのは、会員さんへの直販が中心で、
農家さんとの交流がないんですね。
せっかく農家さんと繋がっていただくのであれば、もっと交流していただきたいなと考えました」
「実際にどんな風に食べ物が作られているのかというのを知ることで、
価値観が変わると思うんですね。
“あの時、まいた、あの種だ”って思うと、価値観が変わってくると思います」
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「畑あそぼ村 FARMY in 信州」は、今年、立ち上がったばかり。
なぜ、交流を取り入れた、シェア農家サービスを始めようと思ったのでしょうか?
理由は2つあり、
1つは「都会に住んでいる友達に、ぜひ、自分が育てた野菜を味わってほしい」から。
「私自身が一昨年、東京から長野に移住してきたんですね。
農家さんを手伝ったり、友だちの田んぼを手伝ったり、初めて農業をやってみて、
“自分で育てたものを食べる”という体験をしたんですね。
その体験があまりにも素晴らしくて、人生観が変わっちゃったところがあります。
なので、都会に住んでいる友達に、ぜひ、自分が育てた野菜を味わってほしいというのが1つ」
もう1つは「消費者の意識を変えたいという思い」。
「あとは、農家さんのお手伝いをしまして、農業の現場は、大変な実情があるということを知りました。
それで、消費の側から意識を変えていかないと、変わらないなと思いました」
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日吉さんのお話を受け、
「畑から学ぶことって、たくさんあるということですね」と話していた、川瀬さん。
多くの方が畑に行って農業を体験すれば、今後、農業への意識が変わっていくのかもしれません。
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