農家さんを目指す若者を支援する山梨県の会社『Bonchi』
オンエアレポート
今回は、こちらに注目します。2023.10.05
「農家さんを目指す若者を支援する山梨県の会社『Bonchi』」
今回のイノベーターは、株式会社Bonchiの代表取締役、樋泉侑弥さんです。
Bonchiでは、農家さんを目指す若者に対して、どのような支援を行っているのでしょうか?
「若手農家になるっていうのが非常に難しいような現状になっていまして、
特に移住を伴った就農になると、独立するのにもすごくお金がかかります」
「移住するのにもお金がかかるので、まずはしっかりと働き口を見つけてあげて、
そして国からの補助金をしっかり取ってあげて、
それにプラスして生活費だったりとか、家賃だったりとか、
車だったり、ガソリン代だったりっていうところをサポートさせていただいています」
「実際、県外から4名が移住して、就農をしています。
2年半前に当時24歳の男性が1名、今年の4月から3人が千葉、東京から移住して、農家の研修を行っています」
農家さんになりたい若者への支援、ほかにもあるということです。
「果樹というと、“桃栗三年柿八年”という言葉があるように、
苗木を植えてから大体3年から5年ぐらいはとれないっていうような特性があります。
それを解決するために、研修中に自分が育てる苗木を植えておいて、
独立したタイミングで、すぐ実が取れるような状況を作り出すっていうところを目指しています」
「若手の農家の苗木を支援する“オーナー券”を発行して、全国各地のオーナーの方に苗木を買っていただいて、
次世代の若手農家が育てていくというサービスも始めています」
樋泉さん、農家さんを目指す若者が増えるよう、今後も支援を続けていってください。
応援しています。