宇宙農業の魅力と可能性を考えるコスモ女子
オンエアレポート
宇宙好きの女性たちで結成されたチーム、「コスモ女子」。2022.04.28
宇宙を題材に、いろんな勉強会などをおこなっている皆さんですが、
昨年、開かれたのは・・・
宇宙での技術で、
地球の農業をより良いものにしていくための可能性を探る!
というテーマのオンラインミーティング。
その講師を務めた方が、今回のイノベーター。
農水省管轄の試験場、
「農研機構」にお勤めの“コスモ女子”、黒野(福永)亜矢子さんです。
“一度、宇宙に持って行ったタネを、
地球に持ち帰って栽培してみたら、どうなったか?”
など、世界で実際におこなわれている宇宙農業の前例を紹介しながら、
今後の可能性をみんなで探ったんだそうです。
宇宙農業の実験例が、
地球上での農業に役に立てられることって、何かあったりするんでしょうか?
黒野(福永)さんに聞いてみました。
「宇宙で植物を育てるには、
狭い面積でいかに収量を上げるか、廃棄を減らせるか、
肥料や農薬を最小限にとどめるか、などが課題です。
この研究が地球での農業にも応用できると、
地球上の狭い空間で、うまく循環させて、
植物を栽培することが可能になります。」
さらに、
人工衛星を使ったデータ収集を農業に役立てることで、
これまでの農業に対するイメージを改革したり、
宇宙とつながった野菜や商品のブランディングをすることで、
付加価値がつけられる、と、今後の展望を語ってくれた黒野(福永)さん。
宇宙農業が、地球農業の発展につながっていく。
無限の可能性を感じた川瀬良子、もうワクワクが止まりません!