栃木県で生産しているバナナ とちおとこ
オンエアレポート
今回、注目するのはこちらです。2023.07.20
「栃木県で生産しているバナナ とちおとこ」
今回のイノベーターは、栃木県真岡市のバナナ農園「ラフファーム」の豊田恵介さんです。
栃木県といえば、いちごの「とちおとめ」が有名ですが、「おとめ」と「おとこ」…近いものを感じますね。
どのような思いがあって、このような名前を付けたのでしょうか?
「我々がバナナを栽培する真岡市は、いちごの生産量が日本一のまちです。
いちごの品種として、全国的に有名である とちおとめ に比肩する存在になればと、この名前を付けました」
「賛否両論いただいておりますが、一度、聞くと忘れない名前のようで、反響は大きいと思っております」
豊田さんがバナナの栽培を始めたのは2021年4月。
きっかけは、仕事の赴任先の愛知県で美味しいバナナに出会ったことでした。
そのバナナがあまりに美味しかったのと、
地元(栃木県真岡市)を盛り上げるのに、農業が良いと考えたということです。
そのバナナの生産者さんからバナナの栽培法を学び、
今は、大学時代に同じバイト先だった長谷川さん、地元の友人・佐藤さんと一緒にバナナを栽培しています。
栃木県でバナナを栽培することの難しさについては
「冬場の温度と湿度の管理に気をつかっている」とお話しされていました。
「とちおとこ」は今年4月から販売開始。1本200~300円で販売しているといいます。
どのような特徴があるバナナなのでしょうか?
「濃厚な味わいで、香り高いというのが特徴です。
糖度は測っていないのですが、一般的なスーパーのバナナよりもかなり甘いです」
豊田さん、今後は、どのようなことにチャレンジしようと考えているのでしょうか?
「バナナの生産拡大はもちろんですが、
とちおとこを通じて、地元である真岡市や栃木県に興味を持ってもらい、
実際に足を運んでいただける理由の一つとなるモノを生み出したいと思っています」
「とちおとこ」は、栃木県にある農産物直売所やオンラインショップで購入可能です。
オンラインショップで購入するのもいいですが、
この夏は、「とちおとこ」を目当てに、栃木県真岡市に足を運んでみてはいかがでしょうか。